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荒川技研工業のシンプルで自由度の高いワイヤーディスプレイシステム

2016.12.12 | INFORMATION

ワイヤーを使ったディスプレイといえば、多くの読者が思い浮かべるだろう、荒川技研工業の「アラカワグリップ」だ。1975年に開発されたボールベアリングによるワイヤーグリッパーは、ワンタッチで安全・確実なレベル調整を可能として、多くのデザイナー・設計者に永年支持されてきた。



ワイヤーシステムは、機構としてもシンプルで意匠的にもミニマルであることから、自由度が高い。ディスプレイとして見せる部分と、逆にいかに見せないようにするか、その両方を工夫次第で実現できる。これまでもデザイナーの創造性が生かされた多様な使い方が生まれており、そうしたノウハウが製品開発にもフィードバックされ、さらに可能性を広げていくという好循環となっている。



デザイナーとのコラボレーションは、一つの財産と同社では考えている。時代に応じてニーズは変化する。可能性を閉じることなく、技術と製品で応じていく。ミニマルでありながら、フレキシブルなワイヤーシステムの特性を今後も発展させていくという。



現在、約500~600のアイテムをそろえる。ディスプレイとしてだけでも棚板やパネル、パイプ、フックなどに多彩なラインアップを用意している。ワイヤーは繊細なディテールのφ0.6㎜から荷重300kgに対応するφ6㎜のものもある。カスタムオーダーも可能で過去、何千とつくられてきた蓄積があり、あらゆる現場のシチュエーションに対応できる。



そして、プロダクトとしてのデザイン性の高さも、支持される大きな理由のひとつだ。機能と技術が結実したミニマルな美しさが、ステンレスやダイカストの小さなパーツに感じられる。



企画設計はもちろん、製造から組立、検査と全ての工程で自社管理しており、メイドインジャパンならではの高い品質と信頼性が同社製品の特長でもある。そのクオリティーは海外でも浸透しており、欧米・アジアを中心に世界でも高い評価を得ている。世界の高名な美術館などでも、同社のピクチャーレールを使用したシステムが採用されている。



橋本夕紀夫デザインスタジオによるJAPAN SHOP2016の展示ブース。重さ約1.5tの巨大な岩を3本のワイヤーで支えている。
橋本夕紀夫デザインスタジオによるJAPAN SHOP2016の展示ブース。重さ約1.5tの巨大な岩を3本のワイヤーで支えている


用途や使用目的に合わせた多様なパーツがそろう
用途や使用目的に合わせた多様なパーツがそろう

荒川技研工業

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