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Harmonizing Cultures in Space デザイン哲学が響き合う BoConceptのものづくり
2026.09.30 | レポート
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上/2026年の3daysofdesignでは、Claudio Belliniが手掛けた新作プロダクトを用いて住まいのワンシーンを見せた。淡いベージュトーンのなかでさまざまな質感が響き合い、上質な雰囲気を生み出す。ダイニングは「Volterra」シリーズで構成*
デンマークデザインの機能美を礎にしながらグローバルな感性を取り入れ、幅広いライフスタイルに応えるインテリアブランド、BoConcept(ボーコンセプト)。家具単体はもちろん、暮らし全体をデザインするという思想が世界各国からの支持を集める。2026年の新作を通して、多様なデザイン哲学が響き合う、新たな住空間の提案に注目したい。
※単位は㎜・価格は税込み
Photographs : Nacása & Partners(*のみ) Text : Kentaro Hagihara
ボーコンセプトは、サイドボードやダイニングテーブル、イスを手掛ける家具メーカーとして、1952年にデンマークで歩み始めた。高品質な家具を武器に世界各国へ販路を広げたが、その後、価格競争に左右されない価値を築くため、家具単体ではなく空間コーディネートを提案する販売スタイルに。当時、北欧ブランドとしては先駆的な取り組みだったが、インテリアを通じて行う住まいでの過ごし方、暮らし方の提案が支持され、現在では65カ国以上で展開するグローバルブランドへと成長した。
デンマーク独自の伝統を受け継ぎデザインやものづくりを扱う一方、世界の多様なライフスタイルに応えたプロダクトも展開するボーコンセプト。そのため、これまでも各国のデザイナーとの協働を積極的に進めてきた。
2026年にはイタリアのデザイナー、クラウディオ・ベッリーニによるリビングとダイニング家具、二つのシリーズを発表。北欧らしい実用性にイタリアモダンの造形美や情緒的な表現を重ね合わせたプロダクトがラインアップに加わった。特筆すべきは、両シリーズの色のトーン、素材、フォルムだ。それらに共通性をもたせることで、どれを組み合わせてもしっくりと空間になじむようディテールが検討されている。空間のトータルコーディネートを得意とし、“暮らし全体をデザインする”というボーコンセプトの思想を体現した新作として注目を集めた。デンマークのものづくりとグローバルな感性を融合させる姿勢は、ボーコンセプトならではの魅力といえる。

「Paraggi」は、イタリア・リグーリア海岸の小さな入り江に着想を得たリビングシリーズ。ソファは、Belliniが幼少期に家族と過ごした穏やかな記憶を、体を優しく包み込むようなフォルムへと昇華した。背もたれとアームは手動で角度を調節でき、体格やくつろぎ方に合わせてカスタム可能。「Volterra」のコーヒーテーブルとも調和する。ソファ「ParaggiコーナーソファLazio」(W3080+3080×D940×H910)1,729,000円〜*

「Volterra Sideboard」イタリア・トスカーナの古都、ヴォルテッラの建築や職人技から着想を得た「Volterra」シリーズ。サイドボードは、オーク材を纏まとったマッシブな本体をスチール製の脚部が軽やかに支える(W2290×D510×H745)466,900円〜

「Volterra with arm」背もたれから脚部まで張りぐるみを採用したイス。ラウンジチェアのようなくつろぎと、ダイニングチェアとしての軽快さを備える。写真のアームありのほか、アームレスも用意(W635×D595×H780)133,900円〜


「Volterra Coffe Table」アーチを反転させたような脚部が、建築的な美しさを演出するコーヒーテーブル。天板の素材は木とセラミック、ガラスの3種から選べる。上(W700×D1300×H380)359,900円〜 下(φ990×H380)161,900円〜

Claudio Bellini
クラウディオ・ベッリーニ
デザイナー。1963年・イタリア生まれ。’96年・自身のデザインスタジオを設立。建築からインテリア、家具、プロダクトまで幅広く手掛け多くのブランドと協働する。父は建築家、Mario Bellini。
BoConcept 青山本店
- 東京都港区南青山2-31-8 L'arco南青山ビル
- 営業時間 11:00〜19:00 土・日曜11:00~20:00
- TEL. 03-5770-6565
- URL. https://www.boconcept.com/ja-jp

