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人と環境の響き合いを体感する、3つのチェアとの対話/KOKUYO
2026.07.28 | PRレポート
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上/「ORGATEC TOKYO Awards」の準グランプリを受賞した同社ブース。展示空間デザインは大村正一、吉羽拓也、莪山香奈。パラメトリックデザインは吉原拓実が手掛けた
KOKUYOがオルガテック東京2026に掲げたコンセプトは「Find your experience.」。製品を見せるのではなく、来場者が自分自身の座り心地の好みから、好奇心を持って探し出す体験を提供するという、ものづくりの姿勢そのものを問い直す内容だ。
空間を構成するのは、半透明の布と色が変化する照明。10秒ごとに10種類の色へとループする光と、人の動きで揺れる布の重なりが、見る角度やタイミングによって印象を変え続ける。時代とともに移り変わる働く環境そのものを体現した演出であり、来場者はその変化の中に身を置きながら、自分にとっての座り心地を探す旅へと誘われる仕掛けだ。
展示の核となるのは、異なる思想で開発されたKOKUYOを代表する3つのチェアである。まず「Duora2(デュオラ2)」は発売10周年を迎えたベストセラー。ABW・フリーアドレス環境で異なる体型の人が日々入れ替わって使うことを前提に、着座の瞬間に背もたれの反発力が自動調整され、座面も前後に追従する独自機構を備える。造作家具には円卓上にiPadを配置し、自然な前傾姿勢が生まれるよう設計された。
次いで「ingCloud」は、Red Dot Design Award2 026において、オフィス家具&オフィスチェアーカテゴリーでRed Dot、イノベーティブデザインカテゴリーで最高位Red Dot:Best of the Bestを受賞した新型チェア。バネを用いない後傾特化の機構で体圧を分散し、長時間着座による身体負荷の軽減を図る。モニターをやや高い位置に設定した展示エリアでは、座ると自然と後傾姿勢が取れる体験が多くの来場者を引きつけた。個人購入者が約3割を占めるという事実も、その普及ぶりを物語る。
そして初公開されたのが、次世代フラッグシップチェアのプロトタイプ「PROJECT:C15」だ。座面高さの調整幅200㎜、奥行き調整幅130㎜と国内市場最大級の調整域を持ちながら、硬軟二重成型の一体シェルによって機能をシームレスなデザインに収めた。昇降デスクとの相性を意識した高着座位置での作業提案も新鮮で、2027年発売に向けて来場者のフィードバックを開発に生かしていくという。テキスト、映像、プロダクトの3つのレイヤーで構成された各展示ゾーンは、実際に座って体感することを重視した流れになっており、ものづくりの思想を体験として伝える構成が貫かれていた。

初披露されたプロトタイプ「PROJECT:C15」。座面高さ200 ㎜・奥行き130㎜という国内市場最大級の調整幅を、一枚のシームレスなシェルに美しく収めた。2027年発売予定

造作家具と「Duora2」を組み合わせた体験ゾーン。来場者が自然と前傾姿勢になるよう設計された円卓の高さが、着座時の体の動きをさりげなく誘導している
KOKUYO
- TEL. 0120-201-594
- URL. https://www.kokuyo.co.jp/

