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【PR】職人の手仕事と有機ELが紡ぐあかり/KANEKA OLED CRAFTS

2026.07.28 | レポート

光と工芸が出会うとき、照明はインテリアを超えた存在になる。
わずか1.1㎜の薄いガラス板が面で発光する照明光源「KANEKA OLED」と、日本の職人仕事が生む素材の美しさを一体化させた、まったく新しい照明プロダクト「KANEKA OLED CRAFTS」が誕生した。

素材本来の姿を映す “ やさしい光”

光源そのものを問い直すところから、このプロダクトは生まれた。カネカが新たに展開する「KANEKA OLED CRAFTS」は、OLED(Organic Light Emitting Diode=有機EL)を光源に採用した照明器具だ。OLEDは、パネル全体から均一に発光する面光源であり、LEDのような点光源とは根本的に異なる。眩しさが抑えられ、物の影が自然で柔らかく落ち、素材の色や質感を本来の姿のままに映し出す。太陽光に近い“やさしい光”は、空間にいる人の目と心を静かに解放する。
このOLEDの光にふさわしい器を設計したのが、C.O.D.代表の保科正氏だ。多摩美術大学卒業後、イタリアのアルフレックスで家具作
りを学び、帰国後にアルフレックスジャパンを設立。以来半世紀以上にわたり、長く安心して使い続けられる家具と暮らしを提案してきた。保科氏が大切にする哲学は、「主張しすぎず、しかし確かにそこに存在し続ける」こと。その思想がそのまま、KANEKA OLED CRAFTSの2つのモデルに宿っている。

C.O.D. /代表・保科正氏(右)と藤戸琢也氏(左)によるデザインチーム。家具デザインに加え、照明器具の設計も長く手掛けてきた。光の質を重視する両氏の姿勢が、KANEKA OLED CRAFTSの根幹を支えている
C.O.D. /代表・保科正氏(右)と藤戸琢也氏(左)によるデザインチーム。家具デザインに加え、照明器具の設計も長く手掛けてきた。光の質を重視する両氏の姿勢が、KANEKA OLED CRAFTSの根幹を支えている

工芸と照明が自然に溶け合う 新しいあかりの在り方

ラインアップのひとつ「T-Lamp」は、愛知県瀬戸市の磁器をベースに使ったテーブルランプだ。シリーズ名に「工芸」を冠するにふさわしく、機械による均質さではなく、手仕事が生む豊かな表情を宿した素材として磁器が選ばれた。釉薬に砂と鉄粉を混ぜ込むことで、細やかな凹凸のある独特の質感を実現。この表情を50個・100個と同じ品質で焼き上げるために、窯元と幾度もの試行を重ねた。焼成による収縮を克服し、均一な表情と正確な寸法を両立させた背景には、職人との深い協働がある。シェードはOLEDの薄さを最大限に活かすべく、できる限りスリムに設計。結果として生まれた“T”の字の水平ラインが、製品の名前となった。

愛知県瀬戸市の磁器ベースに砂と鉄粉を混ぜた釉薬を施し、ひとつひとつ異なる表情を持つ「T-Lamp 」。カラーはBrick(写真)、Beige、Whiteの3色展開でサイズはSとL(Whiteのみ)の2種を用意
愛知県瀬戸市の磁器ベースに砂と鉄粉を混ぜた釉薬を施し、ひとつひとつ異なる表情を持つ「T-Lamp 」。カラーはBrick(写真)、Beige、Whiteの3色展開でサイズはSとL(Whiteのみ)の2種を用意

フロアランプ「4SIDE」は、対照的なコンセプトから出発している。一枚のアルミ板を折り紙のように曲げ、四つの面で構成することを企図した。最終的には柱部分のみアルミを残し、シェードとベースはスチールとしたが、「四つの面」という原形のデザインは最後まで守り抜いている。各面の間には約8㎜のスリットが設けられており、光 が灯ると向こう側が透けて見える。昼間は存在感を消し、夜は光を静かに放つ。保科氏がかつて「ステルス」と呼ぼうとしたほどの、徹底した軽やかさへの追求だ。

「4SIDE」は 、一枚のアルミ板を折り紙のように曲げる発想から生まれたフロアランプ。四面の間に設けた約8㎜ のスリットが光を透かし、昼も夜も空間に溶け込む軽やかさを生む
「4SIDE」は 、一枚のアルミ板を折り紙のように曲げる発想から生まれたフロアランプ。四面の間に設けた約8㎜ のスリットが光を透かし、昼も夜も空間に溶け込む軽やかさを生む

内蔵された色温度2700Kの光源パネルにより、出来上がる光は均質に広がる一枚の面のようで、LEDとは異なる質を持つ。「光の質がとても良いので、その良さをちゃんと見せるためにもこのデザインがある」と保科氏は語る。影を柔らかく、壁を優しく照らすOLEDの光だからこそ、工芸と照明が自然に溶け合う。消灯中は工芸品として空間に調和し、点灯すれば美しい陰影が生まれる。空間に寄り添う新しいあかりの在り方がここにある。

株式会社カネカ OLED事業開発プロジェクト

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