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【PR】まざりつながる働き方を空間で体現した、オカムラの共創オフィス&ショールーム/オカムラ

2026.05.28 | レポート

上/「まざりつながる」をテーマにした、オカムラのラボオフィス「We Labo」の25階。空間が新製品「YAA」によって空間や人との間がゆるやかにまざりあい、自然な共創が生まれる


オカムラ ―We Labo & ガーデンコートショールーム―

オカムラは、次世代オフィスのコンセプトとして「Wedentity(ウィデンティティ)」を掲げている。「We(わたしたち)」と「Identity(個性)」を組み合わせた造語で、個々が自立しながら組織としてつながり合う“まざりつながる”働き方を表す。このコンセプトのもと、東京・赤坂のニューオータニガーデンコートにある、働き方を実証・検証するラボオフィス「We Labo」を大規模にリニューアルした。

プロジェクトを率いた、同社設計チームの松本祥昌氏は語る。「テクノロジーの進歩、価値観の変化によって、場所も時間も自由に選んで働ける時代において、組織としての大切にしているビジョンや目指している未来を共有し、『わたしたち』として一緒に進んでいける働く環境として、We Labo25階をリニューアルしたプロジェクトになります」。
改装以前は、壁で区切られた間取りが部門・チームを超えた交流を阻んでいた。AIに象徴されるテクノロジーの進化と社会の多様化が加速する中、共創しながら働くことの重要性を同社自身が強く感じ、「まざりつながる」環境の具現化に踏み切った。
デザインの骨格を成すのは「街路と木漏れ日」というメタファーだ。
人が自然と足を止め、言葉を交わす都市の街路風景を室内へと引き込み、フロア中央に「大きな幹」を仮想軸として設定。そこから放射状に枝葉が広がるように、「他拠点メンバーとまざりつながる場」「拠点内メンバーどうしがまざりつながる場」「個の居心地を大切にしながら周りとまざりつながる場」の3ゾーンを、同社の新製品「YAA(ヤア)」を用いながら、有機的に配置した。


「We Labo」のオープンスペースは、ミーティングスペースや社内外向けのセミナー会場など多目的に使える
「We Labo」のオープンスペースは、ミーティングスペースや社内外向けのセミナー会場など多目的に使える

“ブレンディングファニチュア”と位置付けられた「YAA」を用いて、「We Labo」内のソロワークスペースを構築。グリーンと床に敷き詰められたウッドチップが居心地の良さを演出している
“ブレンディングファニチュア”と位置付けられた「YAA」を用いて、「We Labo」内のソロワークスペースを構築。グリーンと床に敷き詰められたウッドチップが居心地の良さを演出している


植栽計画にも細心の配慮が施されている。頭上を覆うグリーンは広葉樹と針葉樹をゾーンごとにグラデーショナルに配し、光の質と密度を変化させた。透過性の高い広葉樹の葉が拡散する柔らかな光の下にはオープンな交流エリアが広がり、針葉樹の深い緑が落とす陰影の中には集中と内省を促す静謐な場が生まれる。壁や間仕切りに頼らずとも領域性を生み出す、「緑のアーキテクチャー」として機能している。
ゾーニングの輪郭を柔らかく規定するのが、音環境の精緻な計画だ。吸音素材の配置と家具のボリュームを連動させ、隣接するゾーン間で音が漏れすぎず、しかし気配は感じられるという絶妙な境界をつくり出した。松本氏は「囲われる高さ、集まる密度、つながる距離感、敢えての余白を、それぞれの場の活動に応じてデザインすることで、安心感と周りとのつながりを両立させながら、個や集まるメンバーの居心地を豊かにしています」と語る。
素材においてもサステナビリティーの視点が根幹に据えられた。立ち枯れしたナラ材の無垢フローリング、能登震災由来の廃棄材や自社家具の残張地をアップサイクルして空間に組み込む。素材が持つ固有の歴史と文脈が、空間に奥行きと物語性を与えている。


ガーデンコートショールーム3階に誕生したライブラリー「マテリウム」。国内外の内装建材のサンプルを豊富に取り揃え、照明シミュレーションも行える。設計者の材料探しや商談、メーカーの勉強会、CMFセミナーの場として活用できる
ガーデンコートショールーム3階に誕生したライブラリー「マテリウム」。国内外の内装建材のサンプルを豊富に取り揃え、照明シミュレーションも行える。設計者の材料探しや商談、メーカーの勉強会、CMFセミナーの場として活用できる

ガーデンコートショールーム3階入り口の多目的スペース「Open Innovation Biotope “Sea”」では、頻繁に共創をテーマとしたイベントが開催されている。2026年1月29日には、商店建築とのコラボセッション「“共創思考”で高める、ワークプレイスの可能性」が実施され、約50名の来場者が詰めかけた
ガーデンコートショールーム3階入り口の多目的スペース「Open Innovation Biotope“Sea”」では、頻繁に共創をテーマとしたイベントが開催されている。2026年1月29日には、商店建築とのコラボセッション「“共創思考”で高める、ワークプレイスの可能性」が実施され、約50名の来場者が詰めかけた

ガーデンコートショールームリニューアル後の2025年12月に行われた「いけばな草月流」とのコラボレーション展示会。オカムラならではの上質感を空間に落とし込んだ
ガーデンコートショールームリニューアル後の2025年12月に行われた「いけばな草月流」とのコラボレーション展示会。オカムラならではの上質感を空間に落とし込んだ


またガーデンコートショールームの改装では、共創エリアの拡充と素材ライブラリー機能の強化を行い、それらを融合した新たな共創空間「マテリウム」が誕生した。同社の共創活動を担う岡本栄理氏はこう語る。「オカムラが働き方やオフィスの正解を提示するだけではなくて、皆さんと一緒に、これからの日本の働き方ってどうなっていったらいいんだろうということを対話するような場が必要なんじゃないかということで始めております」。
同社は全国4拠点に共創空間を設け、地域ごとの働き方を地域の人々と共に模索する活動を展開。岡本氏は「この場では“働き方”について皆さんが好奇心を持って、しがらみなく“思い”でつながっていただくことを大切にしています。自然体にたくさんの対話が生まれるようなセッションを積極的に企画しています」と述べる。
建築・インテリア・家具・音・ICTが一体となって「まざりつながる」を空間言語へと翻訳したオカムラ東京オフィス。個と組織が溶け合う新しい働き方の形が、ここから発信されつつある。


「We Labo」DATA
床面積/ 1,500㎡×3フロア
施設収容人数/470人
竣工/ 2025年11月1日


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