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【PR】進化した太秦映画村での没入体験を“音”から支える オーディオテクニカのネットワークシーリングスピーカー「ATSP-30LP」
2026.04.30 | インタビュー
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上/東映株式会社 不動産戦略部 開発室長 兼 映画村再開発準備室 チーフマネージャー 石田芳雄氏(左)、株式会社オーディオテクニカ プロオーディオ営業部 藤原晋也氏
1962年の創業以来、人間の感性や人間らしい豊かさに通じる独自のアナログ感にフォーカスしながら、高度な音響技術をもとにしたものづくりを続けるオーディオメーカー「オーディオテクニカ」。ヘッドホンやマイクロホンなど、音質を始め高い品質の製品は多くのユーザーの支持を集めている。その歴史とさまざまな製品開発のなかで培ってきた知見や技術をもとに、今、同社ではスピーカー分野にも力を入れている。その一つである、ネットワークシーリングスピーカー「ATSP-30LP」を中心とした設備音響システムは、同社が大切にしている、音響における人間のリアルな体験価値の創造に寄与するものだ。
今回、オーディオテクニカが商業施設へ音響システムを導入した事例として、2026年3月に第1期リニューアルオープンを果たした京都「太秦映画村」(以下、映画村)のプロジェクトについて、製品導入に至った経緯や目的を、東映で映画村の再開発を担当した石田芳雄氏、オーディオテクニカ プロオーディオ営業部の藤原晋也氏に話を聞いた。

2026年3月に第1期リニューアルオープンした京都「太秦映画村」にて、最初に来場者を迎えるスーベニアショップ「本陣 お土産処」。黒いスケルトン天井に溶け込むように、オーディオテクニカのネットワークシーリングスピーカー「ATSP-30LP」が吊られている
今回の映画村の計画は、2026年3月の第1期リニューアルオープンから、2028年春予定の第3期オープンまで続く、施設全体をフルリニューアルするビッグプロジェクトの一環だ。計画の経緯について石田氏は次のように話す。
「映画村は、隣に東映の撮影所があり、その撮影の風景や雰囲気を感じることができるテーマパークとして誕生しました。撮影所が今年で100周年、映画村は2025年で50周年を迎えるタイミングで、かつて映画産業を盛り上げるために生まれたこの場所を、改めて今の東映の作品を始めとするエンターテインメントの魅力を発信する拠点としてリニューアルすることになりました」

リニューアルの経緯を語る石田氏
リニューアルでは「江戸時代の京へ、迷い込む」をコンセプトに、20〜30代を中心とした世代をひきつける「大人の没入体験パーク」となることを目指している。映画村の内部には、さまざまな映画を手掛けた東映京都撮影所の美術スタッフが、江戸時代の町並みを再現した空間が広がり、かつての京都の雰囲気を体感できるコンテンツを提供する。また、新たな京都の夜の観光スポットとなるべく、21時までの夜間営業も開始した。

2028年まで三期をかけてフルリニューアルが進む「太秦映画村」
この施設内において、オーディオテクニカの音響システムは、スーベニアショップがある「本陣 お土産処」、和装レンタルができる「扮装屋」、丁半博打のコンテンツが楽しめる「武家屋敷 弐之間」に導入された。
「映画村の50周年を機に原点回帰として、撮影所が隣接していることの強みを生かし、江戸時代の町の臨場感をリアルに体験する空間をつくり、そこに“没入”してもらえるようなコンテンツを提供したいと考えています。特に、没入体験を生み出すための空間演出において、音響は重要な要素でした。そこで、当社が日本で映画制作を続けてきた歴史にも通じるような存在として、同じく日本のものづくりに取り組んでいるメーカーであるオーディオテクニカさんに相談をすることになりました」と石田氏は、オーディオテクニカへの依頼の背景を語る。

江戸時代の丁半博打の賭場の雰囲気を体験できる「武家屋敷 弐之間」。臨場感のある雰囲気を音響が引き立てる
ここで求められたのは、音響設備が物理的に空間体験を損なうことなく、場所ごとの性質に合わせた豊かな音の体験を生み出すこと。この要望に、オーディオテクニカが2025年末に発売したばかりの「ATSP」シリーズがマッチしたと藤原氏は話す。
「江戸の町並みやそこでの暮らしが再現されている空間において、その世界観を邪魔せず非可視化しながら、空間体験の価値を高める音を生み出す音響設備として、ネットワークシーリングスピーカー『ATSP-30LP』をご提案しました。細部までつくり込まれたインテリアに調和する機器のデザイン、またスケルトン天井に対応するカバーなどにより、さまざまな空間に導入しやすいデザインが特徴です」

施主の思いに寄り添いながら、伴走するように音響の提案を行っていったと語るオーディオテクニカの藤原氏
「ATSP-30LP」は、140°の広い指向角による均一な音場を提供しながら、低〜中域の再現性にも優れ、マイク音声の拡声の他、BGMや映像音声の再生に適している。また、直径265.1mmのコンパクトなサイズも特長で、広い指向角を活かして設置することで目立つことなく、空間全体に自然なサウンドスケープを生み出し、設置場所ごとに多彩な音響のコントロールが可能。空間を訪れた際に、機器を意識することなく、その場の演出に没入する体験を後押しする。

「ATSP-30LP」は、メインスピーカー1台、エクステンションスピーカー1台のペアで構成され、メインスピーカーはLANケーブル(別売)で接続。付属器具で在来工法天井やグリッド型天井にフラッシュマウントできる。複数ペアを設置する場合は、それぞれ異なる音声信号を送ることができ、ゾーン別の音響補強やBGM再生にも活躍する
「今回、『ATSP-30LP』を導入した施設は、お土産を選ぶ場所、着物をレンタルする場所、コンテンツを楽しむ場所などさまざまで、例えば自然なBGMであったり、場の臨場感を引き立てる音など、その空間ごとに必要な音の種類が変わってくる。サウンドのコントロールが細かく調整できるのもポイントでした。機器の配置による音の効果や体験を検証しながらスピーディーに対応してもらえたのも大きかったですね」と、オーディオテクニカの国内メーカーとしての対応力に信頼を寄せる。

和装レンタルができる「扮装屋」においてもシーリングスピーカーが空間に調和する
藤原氏は、「人のリアルな音の体験を重視してきた当社として、音の良し悪しが、コンテンツの体験に大きく影響することを理解しています。エンターテインメント施設としての価値を損なうことなく、より高める音響設備システムをご提供することに注力しました」と話す。建築のプロジェクトにおいて、音響設備の計画が進むタイミングはケースバイケースであるため、柔軟に対応できる提案力も同社の価値の一つだろう。
「映画はある意味でフェイクであり、しかし、お客様にそこへどれだけ没入してもらうかが大切です。映画村においては、空間をリアルにつくったとしても、演出がチープだと感じられてしまったら、特別な体験を生み出すことはできない。音響がその体験をつくる重要な要素であることを、このプロジェクトを通して改めて実感しました。これから映画村のリニューアルが進んでいくなかで、高品質な音響を活かすことで、提供されるコンテンツのカタチやクオリティーも進化、向上していく可能性を感じています」と話す石田氏。

スーベニアショップがある「本陣 お土産処」では、スケルトン天井の空間で、ブラックカラーのカバーをスピーカーに組み合わせることで、空間に溶け込んでいるように見える

施工面では、LANケーブル1本で済む配線構造を活かしてコンパクトにまとめることが可能。フロントグリルやカバーを建築に合わせて塗装するカスタムにも対応する
また、藤原氏は「スピーカー事業の拡大のタイミングで、映画村という魅力的な空間へ導入ができたことは、とても大きな経験でした。ここでの空間体験により、これまで当社が培ってきた、音響に関する知見や技術が、エンターテインメントや商業的な空間において大きな付加価値を生むことへの自信を深めています」と同社のスピーカーのこれからの可能性を語る。
あらゆる商業空間、オフィスや住宅に至るまで、その空間での体験までデザインすることが求められるなかで、目に見えない音の価値を創出し、空間全体の質を高めていく存在として、オーディオテクニカのスピーカーに引き続き注目したい。

株式会社オーディオテクニカ
- TEL. 0120-773-417
- URL. https://www.audio-technica.co.jp/proaudio/

