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建築空間の高所作業を効率化する高機能メンテナンス作業用レール/ダイケン
2026.01.28 | レポート
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上/東京・銀座の大型商業施設「GINZA SIX」の吹き抜けを始め、各所に「メンテナンスレール MRA 型」の導入が進んでいる。高所作業の安全性を確保しながら、足場が不要となるため、メンテナンス作業における時間やコストの面でも大きなメリットが生まれる
建物の内外装建材や金物、エクステリアなど、商業施設から住宅まであらゆる空間に必要不可欠な製品の開発・製造を手掛ける、ダイケン。特に工場などの出入口扉の吊り下げに用いられる「ハンガーレール」は、耐久性や利便性の面からニーズが高く、国内のトップシェアを誇る。ハンガーレールは、扉を安定して吊り、スムーズに可動させる仕組みが特徴だが、この技術と知見を生かして開発されたメンテナンス作業用レール「メンテナンスレールMRA型」は、近年、さまざまな商業施設での導入が進んでいる。MRA型は、建物における高所作業や点検作業の安全対策をサポートするもので、複合的な要素を取り込み大型化する商業空間において、重要な役割を果たす。ガラス張りの空間や内外装材の清掃、建築のタイルの壁打診調査など、華やかで美しい商業空間の中で、足場を組んだり、クレーンを入れたり、ゴンドラを設置したりできない部分のメンテナンス作業をより効率化させることができる存在だ。
「メンテナンスレールMRA型」は、専用のレールに作業者を吊るためのメインローラとバックアップローラを設置して安全性を確保する。足場を設置することなく、スムーズに移動しながら広範囲のメンテナンス作業を可能にする。1年中運営される商業施設において、他のエリアに影響を与えず作業ができるのは大きな利点だ。同製品の耐荷重は、ローラ2個吊りあたり500kg(1個あたり250kg)で、材質は耐久性の高いステンレス製で耐候性にも優れている。また、建築の計画段階からやり取りを重ね、空間に合わせて製造・設置するため、現場のデザインに調和し、レールの存在を感じさせないつくりも魅力。
これらの細かなニーズに応える製品開発には、同社の「お客様の工場でありたい」という理念が背景にある。高い技術力は、設計者の思いを形にすると同時に、その自由なアイデアによってさらに新しい製品の開発にもつながっていくはずだ。同社の製品の力と、ものづくりへの姿勢をぜひ感じてほしい。


MRA 型は2つのローラ器具を専用のレールに設置することで、スムーズな移動と安定性を実現。ローラ2個吊りあたり500kg の耐荷重。耐久性の高いステンレス製で耐候性も備えている。さらに、建築に調和するよう細かなオーダーに応えて製造・設置される
ダイケン
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