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マーケティング思考で、 クライアントの利益を追求する/スーパーマニアック

2025.11.28 | レポート

上/スーパーマニアックのスタッフ集合写真


東京と大阪を拠点とするスーパーマニアックは、 _2025年に創業25周年を迎えた。国内外の空間デザインアワードで数多くの受賞歴を持ち、その数は100を超えている。その業務範囲は幅広い。店舗や商業施設のコンセプト立案からデザイン、設計、マーケティングまで、トータルで手掛けている。
「僕らは“商環境”をデザインしているのです」。代表の今福彰俊氏は、そう語る。その根幹にあるのが「マーケティング思考」である。企業の理念や立ち位置を理解した上で、対話を通し、クライアントが気づいていない強みや、その地域にしかないものを掘り起こす。そして、そのオンリーワンを磨き上げ、スーパーマニアックのフィルターを通して形にする。空間デザインはその一つの手法だと考えている。
「企業やブランドは、理念(マインドアイデンティティ)、行動(ビヘイビアアイデンティティ)、視覚(ビジュアルアイデンティティ)のバランスが重要です。その空間で成り立つコミュニケーションやにぎわいをトータルでデザインできるのが強みです」
スーパーマニアックには、設計チームに加え、マーケティングに特化したチームもある。店舗スタッフの行動規範をつくり、VMDを担当し、時にグラフィックデザインも行う。その上で、クライアントの想像を超えるものを目指す。また、多様な業態を手掛けてきたからこそ、特定の業態の常識にとらわれることなく、視点を掛け合わせるクロスノウハウで、斬新かつバランスの取れた空間を生み出し続けてきた。もう一つ、スーパーマニアックが大切にしているのが、「自利利他」という考え方だ。「まずはクライアントの利益、またはそこに来るお客様や生活者の利益を考え、形として見える化する。それが必ず、自分たちに返ってくると考えています」。実際、クライアントからのリピートで依頼されるケースが多いという。「めまぐるしい速さで変化が進む時代、それを超えていくアイデアや動きが求められます。そのために、よりマーケティング思考を強化していきたい」と今福氏は今後の抱負を話す。空間デザインの枠を超え、これからもクライアントの利益を追求する姿勢で、商環境を生み出していく。



「炭平旅館間人間倶楽部城島別邸火宿ル」。「Primitive Luxury」をコンセプトに、あるがままの自然の景色や気配を取り込むようデザイン。(撮影/志摩大輔)
「炭平旅館間人間倶楽部城島別邸火宿ル」。「Primitive Luxury」をコンセプトに、あるがままの自然の景色や気配を取り込むようデザイン。(撮影/志摩大輔)


大阪・谷町六丁目の商店街の角地に開かれた「谷六茶菓」(2025年4月号掲載)。売り場が全て販売台になっており、スタッフは店舗の外に出て接客販売する。商店街の八百屋や魚屋の形式にヒントを得て、商店街に「にぎわい」を生むデザインとした(撮影/石橋マサヒロ)
大阪・谷町六丁目の商店街の角地に開かれた「谷六茶菓」(2025年4月号掲載)。売り場が全て販売台になっており、スタッフは店舗の外に出て接客販売する。商店街の八百屋や魚屋の形式にヒントを得て、商店街に「にぎわい」を生むデザインとした(撮影/石橋マサヒロ)

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