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建築そのものになるオフィス向け配線器具/パナソニック エレクトリックワークス社

2025.11.28 | レポート

上/「SO-STYLE」のブラックを白壁にポイント使いすることで、高級感を高めてくれる。カラーは他に、ニュアンスカラーで中間色との相性が良いグレー、シンプルながら上質で洗練された空間をつくるホワイトの計3色がそろう


パナソニックのデザイン配線器具「SO-STYLE」。
特長はその製品名に込められており、“SO”には三つの意味がもたされている。一つ目は、空間の“素”地となるマット仕上げ。シボ(しわ模様)加工により、プレートだけでなく、コンセントも光沢を出さないようにマットに仕上げられ、空間へと調和する。二つ目が、“創”造性を喚起する空間を創り出す静音設計。環境省が推奨するホテル室内環境レベルに合致した32㏈の操作音を実現。耳障りな音によって、上質な空間の価値を落とすことがなく、くつろぎを保ってくれる。三つ目が、設計者の意図に“沿”ったシンプル・シャープなデザイン。存在感を抑え、空間に溶け込むためにディテールはシンプルに。建築の構成要素である水平・垂直で表現し、挿入口の座ぐりも最小化を実現。そして、“STYLE”は、設計者それぞれのスタイルに合う配線器具という意味から名付けられている。
「EXTRA」は、ラグジュアリーな空間向けの配線器具用プレートハンドル。バイブレーション仕上げによって表面をランダムに研磨し、光の反射を抑え、味わい深い風合いを演出。美しいエッジを施すことで、無垢の金属板のような格別な質感を実現。「SO-STYLE」を始めとする他のモジュールと組み合わせも可能、という三つの大きな特徴を持っている。
この他、スイッチやコンセント、調光つまみなどと組み合わせができ、シンプルでスクエアなデザインが空間に調和する「Sプレート」。カラーは「SO-STYLE」の3色+「EXTRA」の3色にベージュを加えた7色がそろう。この「Sプレート」にも組み込め、スマホやタブレット、パソコンなどの充電に対応する充電用USB-TypeCコンセントも用意するなど、パナソニックでは多様なオフィス空間にしっくりと嵌る配線器具を数多くラインアップしている。
同じ空間に存在する設備機器の一つひとつが主張することなく、サイズや質感、色味などを統一し、建築そのものになること。加えて、環境に配慮し、サーキュラーエコノミーの考え方を大事にしていくこと。パナソニックは、今後もこの「Archi Design」の思想の下、新たな製品を発表し続けていく。



役員室や応接室などに使いたい「EXTRA」。石材の壁に負けない上質な質感のシルバー。真鍮の調度品と組み合わせても違和感のないゴールド。赤みを帯びたブラウンは、マホガニーやウォールナットなどの高級木材と合う
役員室や応接室などに使いたい「EXTRA」。石材の壁に負けない上質な質感のシルバー。真鍮の調度品と組み合わせても違和感のないゴールド。赤みを帯びたブラウンは、マホガニーやウォールナットなどの高級木材と合う


写真は「Sプレート」に、扉付接地コンセントと、2025年11月に発売したパソコン充電に対応した「充電用USB-TypeCコンセント USB PD対応 最大60W」の組み合わせ
写真は「Sプレート」に、扉付接地コンセントと、2025年11月に発売したパソコン充電に対応した「充電用USB-TypeCコンセント USB PD対応 最大60W」の組み合わせ

パナソニック エレクトリックワークス社

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