id+　インテリア デザイン プラス

1919年、京都の地でタイルや衛生陶器といった水回り製品専門の商社としてスタートした平田タイル。創業以来、時代とともに進化する商材に対応し続け、今日ではオリジナル製品の企画・開発や海外ブランドの輸入・販売をも手掛けるタイルと水回りの総合プロデュース企業へと発展している。

同社では、“COLOR＆DESIGN”をコンセプトに、セラミックタイルのブランド、「ハイセラミクス」を展開。インテリア先進国であるイタリアやスペインを始め、世界中からデザインと品質に優れたセラミックタイルのみを厳選し、日本へと紹介している。ラインアップは床タイル330種、壁タイル264種、モザイクタイル136種と実に多彩。さらに、12色から選べるカラー目地「ハイカラ―ジョイント」（価格：4,500円～／袋）もあり、これと組み合わせれば、その表現方法はさらに広がっていくことだろう。

全730種あるセラミックタイルのなかでもパウダールームにおすすめなのが、壁・床用の「メゾン」である。ビザンチンアートのような幾何学模様で、大柄、小柄2種類のベース柄に加え、コーナー＆ラインタイプを用意。手描き風のぬくもりある模様はカーペットのような趣があり、まるでリビングルームのようなパウダールーム空間を演出することができる。

もう一つ、パウダールームにおすすめしたいのが、「シュイコンフォート　ミニモ置き型手洗器250㎜」である。こちらは、同社が展開する水回り機器ブランド「アクアピア」のもので、イタリア・ローマに本拠を構えるチエロ社とのコラボレーションにより生まれた製品。極小でありながら、外枠厚がたった5㎜のため内部空間に十分なゆとりがあり、水跳ねなども最小限に防ぐことができる。カラーはホワイト、ブリナ、トゥーフォ、アレナリア、アガベ、バサルトの6種のアースカラーがそろい、一つ一つ丁寧に手作りされた滑らかな手触りも特長で、限られたスペースにも癒しと上質さをもたらしてくれることだろう。