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2025年に創業60周年を迎えた旭コンステックは建設工事、製造流通、そして、オリジナル商品販売の３つを事業の柱としている。そのオリジナル商品販売事業で代表的なプロダクトが、これまで同社が培ったNC加工技術、表面加飾技術、不燃化技術を踏襲して開発された「Belle」シリーズである。
「Belle カクテル」は、フラットなケイカル基材にさまざまなデザインを削り込み、装飾シートを貼った900㎜角のデザインパネルで、木や石など本物の素材に近い質感と陰影を兼ね備えている。基材の形状は、水の流れや波紋をイメージしたリップル系、ウェーブ系、植物をモチーフにしたリーフ系など40種。そのデザインされた基材に、多種多様な柄を持つ装飾シートを選択して貼り合わせるため、その組み合わせのバリエーションは無限だ。
Belle カクテルは、基材を巻き込むように小口まで化粧されているため容易に施工でき、傷にも強い。高い耐久性とメンテナンス性を誇り、耐薬品性も併せ持つ。基材には、ケイ酸カルシウムの中でも高性能なゾノトライト系ケイ酸カルシウムを採用しており、変形が少なく什器などにも使用可能。基材と装飾シートとの一体型で不燃認定を取得しているため、さまざまな場面で安心して使用できる。
シンプルなデザインで人気のある製品と言えば、リブのラインが特徴的な「Belle カクテル ストレートラインリブ」だろう。500×2000㎜と直線美を生かした長尺タイプで、Ｒ対応のパネルもあり、円柱や曲面にも施工が可能。また、ジャパニーズデザインとしてストレートラインリブの表面に竹を模した加工が施されているパネルもラインアップされている。
他には、シート装飾を施していないケイカル基材のみの「Belle K-CAL」もあり、仕上げ塗装をして使用するデザインパネルとなっている。
フランス語で“美しい”の意味をもつデザインパネル「Belle」。マンションやオフィスをはじめ、高級ホテルや医療施設など、あらゆる建築空間を美しく演出してくれる。