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空間の新たな価値としてのグリーンデザイン

2016.10.11 | INFORMATION

大和リースでは、プレハブ建築施工や商業施設・店舗の企画開発・運営、各種リーシングなどに加え、2010年から第四の事業として環境緑化事業をスタートさせた。



社会構造の変化によって、スクラップアンドビルドや大量生産・大量消費を前提とした経済行為が難しくなるなか、空間や施設に新たな価値を創造する緑化を軸にした環境整備だ。



経済効率優先で進んできた時代から、持続性・多様性のある社会へシフトするうえで、「付加」ではなく「必須」な価値として、「エコログリーン」をキーワードに様々な施設での緑化を進めている。



現在は、主に特殊緑化と呼ばれる屋上・壁面緑化を中心に展開。同社で運営するSC・商業施設を始めとして実績を重ねてきた。一方で、室内空間における癒し効果としてのグリーンアメニティの需要を受けて、多様なソリューション提案もしている。



大和リースの壁面緑化の事例「the 3rd Burger 青山骨董通り店」。フレッシュなハンバーガーを提供する同店に本物の緑の空気感を取り込んだ
大和リースの壁面緑化の事例「the 3rd Burger 青山骨董通り店」。フレッシュなハンバーガーを提供する同店に本物の緑の空気感を取り込んだ


今年7月より発売された「D’s ガーデン puzzle」は、植栽プランターとベンチソファをパズルのように組み合わせたもの。商業施設の休憩スペースやオフィスロビーなどを想定し、キャスター付きのため、組み合わせ次第でサイズ・形状が自在に変えられる。



例えばイベントや臨時の売り場など、空間の運営や使用状況に応じられる高いフレキシビリティーが最大の特長だ。ベンチの素材はウレタンフォームを樹脂コーティングしたもので、屋内外で使用可能。形状や色もオーダーにて多様に対応する。



「i.G」(アイジー)は、W250×D250×H350(㎜)サイズのモジュールで観葉植物を積み上げる室内緑化システムだ。4種類の基本ユニットを自由に組み合わせることで、ディスプレイやパーティションに利用することができる。



限られたスペースを有効に活用し垂直方向へ植物を積み上げることで、視覚的にみどりの密度をあげ、演出・癒し効果を高める。



多種の植栽を用意し、ハイドロカルチャー(水耕栽培)を採用して衛生的であるほか、自動灌水システムでメンテナンスの手間も軽減する。



ユニットはスチールの焼き付け塗装で基本カラーは3色、LED照明を仕込むオプションも用意されている。「i.G」は販売だけでなく、リースとしての受注も予定される。



「i.G(アイジー)」4種類の基本ユニットを自由自在に積み上げる新発想の室内緑化システム。自動灌水システムで水やりは不要
「i.G(アイジー)」4種類の基本ユニットを自由自在に積み上げる新発想の室内緑化システム。自動灌水システムで水やりは不要

大和リース

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