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デザイナーの思い描く自由な意匠や世界観づくりを可能にする装飾パネル/フィルムマイスター

2023.05.26 | REPORT

FUJISAWA THE TOWERの壁面事例


商業施設からオフィス、レジデンスなどさまざまな空間における壁・天井の装飾材を開発・制作しているフィルムマイスター。同社では約10年の研究開発から生まれた立体装飾パネル「3DWALLISE」を中心に、クリエイターが思い描く空間のイメージを実体化し、空間の価値を高める製品を提供している。「3D WALLISE」は、厚さ12~35㎜の比重0.8トバモライト珪酸カルシウム板の基材面に、特殊な専用切削刃を用いたNCルータで最大高低差7~30㎜の彫刻意匠を施し、表面に塩ビ装飾フィルムを貼り重ねた不燃装飾パネルで、存在感のある意匠、施工性、メンテナンス性を兼ね備えている。表面の凹凸や柄は自由にデザインすることができ、デッサンを基にCADデータの制作依頼も可能。大量数でも少ロットでも制作できるため、さまざまな空間のアクセントとして取り入れやすい。また、WALLISEシリーズには、「3D WALLISE」にマグネットを組み合わせて壁面への設置を容易にした「3D WALLISE-MG」や、コストを抑えて空間を装飾できるボード工法用の「WALLISE Board-K」、強度のあるアルミ複合板と組み合わせた「WALLISE Board-A」など、豊富なバリエーションをそろえる。
そして今回、新たに「WALLISE Board-KCR+」が登場。同製品は、ボード工法用の壁材において、曲線的なエッジ部分に表面の装飾フィルム材を巻き込んだもの。従来、ボード基材に装飾フィルムを曲線状に巻き込む場合、一箇所ずつ手作業で仕上げる必要があったが、同社では専用の成形機を活用し、短期間で大量のエッジRボードを仕上げることを可能にした。そのため、従来のボード工法材よりも低コストかつ施工性に優れるボード工法のメリットを活かしながら、オリジナリティーのある仕上げを生み出すことができる。空間デザインの仕上げ、壁面や天井の意匠に革新性をもたらす新たな建材に、ぜひ注目してほしい。



表面に凹凸のある意匠を施しながら、強度や高い施工性を実現した立体装飾パネル「3D WALLISE」。表面の意匠は、CADデータによって自由にデザイン可能
表面に凹凸のある意匠を施しながら、強度や高い施工性を実現した立体装飾パネル「3D WALLISE」。表面の意匠は、CADデータによって自由にデザイン可能


特許申請中の新製品「WALLISE Board-K CR+」は、曲線的なエッジ部分の表面10mm以上まで装飾フィルムを巻き込んだボード材を、専用成形機によってスピーディーな大量制作を可能にした
特許申請中の新製品「WALLISE Board-KCR+」は、曲線的なエッジ部分の表面10mm以上まで装飾フィルムを巻き込んだボード材を、専用成形機によってスピーディーな大量制作を可能にした

フィルムマイスター

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