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多彩なカラーでインテリアとしての水まわりを楽しむ/リラインス

2023.04.27 | REPORT

上/左テーブルにDORNBRACHTの水栓、右テーブルにAlapeの洗面ボウル、壁面にオリジナルの洗面カウンターを展示



水栓金物やボウル、バスルームアクセサリーなど水まわりのプロダクトを手掛けるリラインス。今回の展示では、大きく三つの軸で構成されていた。水まわりは“白の陶器とクロムメッキの金物”という固定観念から、現在はカラーを楽しむようにトレンドが変わってきており、展示全体でもその流れをサポートしていた。
まずは、ドイツの水栓金物最高峰ブランドといわれる「DORNBRACHT(ドンブラハ)」。独創性のあるデザイン性と高品質が魅力だ。一際目を引く「TARAULTRA(タラウルトラ)」のシャワー一体型混合栓とともに、「TARA REFINE(タラリファイン)」の新たなカラー展開があった。
続いて、ドイツの老舗ホーローメーカー「Alape(アラペ)」の洗面ボウルだ。展示された「SB.Terra300」シリーズでは、特徴的な淡いアースカラーのヴェッセルが並ぶ。「Terra(テラ)」の名の通り、地球の大地や砂漠のイメージだ。独自のマットな質感はホーローによるもので、耐熱性や耐薬性にも優れる。金属のシャープなフォルムと陶器のような温かい表情を併せ持った新鮮な佇まいだ。
もう一つは、リラインスのオリジナル製品で、コンパクトなカウンターセットが並んだ。カウンターは、w600×d250×h125㎜のサイズで、ちょっとしたニッチでの設置をイメージした。コロナ禍以降、小まめな手洗いの習慣が根付き、安心感や清潔感につながる要素としてニーズがある。こちらもカラーが豊富で、ボウルは7色展開、カウンターは3色、水栓もクローム、マットブラック、ダーククロームと選べる。周りのインテリアに合わせてコーディネートできる幅を持たせている。全体として、水まわりという“設備”ではなく、より多様で上質なインテリアとしての有り様を提示したかたちだ。



DORNBRACHTの水栓。背が高いTARA ULTRAに、3色展開を見せたTARA REFINE
DORNBRACHTの水栓。背が高いTARA ULTRAに、3色展開を見せたTARA REFINE


Alapeの洗面ボウルは淡いカラーと陶器のような質感が魅力
Alapeの洗面ボウルは淡いカラーと陶器のような質感が魅力



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