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【PR】「Ultrasuede® × Village Hinohara」/東レ

2023.04.03 | REPORT

上/東京・檜原村にある「Village Hinohara(ヴィレッジ
ヒノハラ)」。施設のエントランスに位置する土間の壁面には棚が設けられており、その背面には壁装材「Ultrasuede® for Wallcovering」が貼られている




現代のSDGsニーズに応える壁装材「Ultrasuede® for Wallcovering」が場の価値を高め、人々の活動を支える

最先端の繊維技術から生まれた、地球に優しく、エシカルな東レのマテリアル「Ultrasuede®」は、近年、上質かつサステイナブルな素材として、空間づくりにおけるニーズが高まってきている。
その中でも準不燃認定の壁装材「Ultrasuede® for Wallcovering」が導入された「Village Hinohara」の事業者と、設計を手掛けた建築家と共に、Ultrasuede®の魅力と可能性を考える。




環境に優しい壁装材 Ultrasuede® for Wallcovering

ライフスタイルや働き方が多様化する中で、店舗やオフィス、住宅など、あらゆる場所での人の過ごし方が変化し、空間デザインにおける理念や使用する素材の背景に付加価値を見いだす事業者やユーザーが増えている。しかし、触感や表情といったリアルな空間で使用するマテリアルとしての魅力を持っていることも重要だ。デザイン性を持ちながら環境に配慮したサステイナブルな素材であるということが今求められている。
東レが開発した「Ultrasuede®」は、空間の質を高めてくれる表情と、耐久性やメンテナンス性といった機能を持ち合わせ、更に環境にも優しい建材として注目度が高い。当初は、主に衣料分野に向けて開発された素材であったが、最近ではさまざまな空間づくりに導入され始めている。
「Village Hinohara」もその導入事例のひとつ。空間における人の感性に寄り添うようなUltrasuede®の取り入れ方が特徴的だ。同施設は、東京唯一の山村である檜原村の川沿いに位置し、テレワークやワーケーションが可能な新たなコミュニティーを生み出す拠点として、2022年11月に開設された。三つの箱型がランダムに重なり合ったような外観の建築に、宿泊施設やワークスペース、キッチンや暖炉のあるリビング、イベントが行えるような大きなラウンジといった機能を集約させている。運営者である一般社団法人アナドロマスの清田直博さんは、この場所の目的について次のように語る。
「都市部での働き方やオフィスの在り方が問われる中で、テレワークと地方創生をリンクさせた動きの一環として、檜原村が主体となり開発が始まりました。檜原村は、都心からのアクセスが良く、自然豊かな環境ですが、外部から人が訪れて、過ごせる場所があまり多くはありません。テレワークが可能な環境をつくり、働きに来た人が留まりながら、地域の内外の人と交流できる施設を目指しています」(清田さん)


「Village Hinohara」外観
「Village Hinohara」外観

上質で機能的な準不燃認定の壁装材

施設に足を踏み入れると、まず土間風の大きな空間が迎え、その壁面には壁装材「Ultrasuede® for Wallcovering」が施されている。ローズグレーと、シルバーグレーのUltrasuede® for Wallcoveringを2面に使用し、土間のモルタルや木の仕上げと調和させている。設計を手掛けた建築家の山家明さん(マウンテンハウスアーキテクツ)は、「檜原村の地産の木材を多用しながら、その素材感が際立つ土間や壁面の仕上げにこだわりました。モルタルや白い塗装だけでなく、個性的な表情でありながら主張しすぎず、空間に溶け込むような素材を求めてUltrasuede® for Wallcoveringを採用しました」と話す。


今回採用されたのは0.5㎜厚タイプ。革よりも軽く、均質な性能と上質感があり、断ち切りや後加工が容易で、素材のロスが少ないのも特徴。製造は全ての工程を日本国内の工場で行い、安全性やトレーサビリティーが確保されている
今回採用されたのは0.5㎜厚タイプ。革よりも軽く、均質な性能と上質感があり、断ち切りや後加工が容易で、素材のロスが少ないのも特徴。製造は全ての工程を日本国内の工場で行い、安全性やトレーサビリティーが確保されている


ハイサイドライトから入る外光をUltrasuede®が柔らかく受け止め、見る方向によって表情を変えるスエード調の質感は、一般的な壁紙や左官とは異なる独創的な雰囲気を生み出している。また、壁面の一部には本やオブジェを置くための棚が設けられており、それらを手に取る時に感じる手触りは、空間に上質感をもたらしてくれる。Ultrasuede®の表面は、極細のポリエステル繊維により細やかで均一な毛羽立ち感が表現されており、一方で耐光性や耐摩耗性に優れているため、壁面だけでなく家具や什器への使用にも向く。Ultrasuede® for Wallcoveringは全12色の多彩なカラーバリエーションを持つ。更に準不燃認定を受けているため、あらゆる場所に導入しやすいことも大きな魅力と言える。「オリジナリティーのある質感と環境性能、さまざまなシーンに使える機能性は、空間づくりに新しいアイデアをもたらしてくれる存在になる可能性を感じます」と山家さん。また、清田さんは「サステイナブルな素材であることは、この施設が目指す、村や人の循環にも通じるテーマであり、場の価値を高めてくれる要素だと思います」と語る。これからの働き方や、都市と山村の新しい関係性を生み出していく「VillageHinohara」のように、次代の空間づくりにフィットしながら、空間の付加価値を醸成していくUltrasuede® for Wallcoveringの今後に注目していきたい。


VillageHinoharaは、宿泊施設やキッチン、ラウンジが併設されたワーケー最先端の繊維技術から生まれた、地球に優しく、ション施設。地域の人々が交流する“村のロビー”のような場として計画された
Village Hinoharaは、宿泊施設やキッチン、ラウンジが併設されたワーケー最先端の繊維技術から生まれた、地球に優しく、ション施設。地域の人々が交流する“村のロビー”のような場として計画された


ベッドルーム。ヘッドの頭側の壁面に「Ultrasuede® for Wallcovering」を採用。開口部から差し込む自然光をUltrasuede®が柔らかく受け止める。
ベッドルーム。ヘッドの頭側の壁面に「Ultrasuede® for Wallcovering」を採用。開口部から差し込む自然光をUltrasuede®が柔らかく受け止める。


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清田直博さん(一般社団法人アナドロマス)
清田直博さん(一般社団法人アナドロマス)


山家明さん(マウンテンハウスアーキテクツ)
山家明さん(マウンテンハウスアーキテクツ)


問い合わせ
東レ㈱ ウルトラスエード事業部
東京本社 TEL 03-3245-5401
大阪本社 TEL 06-7688-3373
https://www.ultrasuede.com/


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