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【PR】スイス発 最新環境ソリューションレポート/コンデア ヒュミライフ・ジャパン

2022.10.28 | REPORT

上/東京・代官山にオープンした会員制ドロップイン型ワーク&ラウンジスペース「Coffee and Works by WISE LABO®」。通りに面して会員制のワークスペースが広がる。奥には設計事務所Wise Laboの事務所を構える。イベントが行われる他、店内に置かれたアートやプロダクトが購入できる



空間に溶け込むビルドイン型加湿器
適切な湿度環境へと整え、気兼ねないコミュニケーションを支える


水霧を噴射する加湿ヘッドと、これを制御する中央ユニットからなるワンストップのビルドイン型加湿器「コンデア・ヒュミライフ」。1948年にスイスで創業した産業向け加湿・蒸気冷却ソリューションのリーディングカンパニー、Condair(コンデアグループ)が小規模空間向けに開発した加湿機器システムである。今年10月に東京・代官山にオープンしたワイズ・ラボの本社兼会員制ドロップイン型ワーク&ラウンジスペース「Coffee & Works by WISELABO®」に、「コンデア・ヒュミライフ」が日本で初めて導入されている。ワイズ・ラボ代表で建築家の坂入充氏に導入の経緯を聞いた。



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WISE LABO 坂入充
さかいり・みつる
1971年生まれ。米国テキサスA&M大学の建築学部を卒業後、黒川紀章建築都市設計事務所に入社。2015年に「ワイズ・ラボ」を設立。「ヒトコトバ®」をテーマに、コンサルティングから空間設計、家具などのプロダクトデザインまで幅広く手掛ける。住・働・商におけるあらゆる課題をデザインの力で解決する「問題解決会社」。最近の仕事にホテル「MOXY大阪新梅田」「Caption by HYATT(2024年開業予定)」など。

自由な過ごし方を実現する B to C to Bのプラットフォーム

「Coffee and Works by WISELABO®」は、パブリックスペースとなるカフェラウンジ、コミューナルスペース、二つのスタジオを擁する会員制のドロップイン型ワーク&ラウンジスペースだ。運営するのは、建築事務所ワイズ・ラボ。自らの事務所も店舗内に構えている。代表の坂入充氏は「ここでは、好きなように時間を過ごして欲しい」と語る。
「こちらから『こう過ごして下さい』と言うのではなく、一人ひとりの利用者が自らドリンクやフード、アルコール類、照明、家具の高さなどを選択し、自身の働くパフォーマンスが高まるようにカスタマイズしてもらえればと思っています」(坂入氏)
同店には、オリジナルのスペシャリティコーヒーや紅茶、フレグランス、フード類の他、アルコール類がそろい、空間の随所にアーティストが持ち寄ったアートやワイズ・ラボがオリジナルで制作を監修した家具が配置されている。3カ所に設置されたモニターでは、会員企業や個人の広告映像を流すことができる。
「コンセプトは“ヒトコトバ®”です。建物や空間のデザイン性だけを追い求めるのではなく、建築やインテリアを通して人、事、場にこだわり続けたいと思っています。困っている人がいるならば問題が何かを見つけ、人と人、事と事、場と場、そしてそれらをつなぎ合わせて解決策を導き出す。ここでは、それをBtoBだけではなく、BtoCやCtoCで気軽につながれるコミュニケーションのプラットフォームとしてつくりました」(坂入氏)


店舗奥のミーティングブース天井にも「コンデア・ヒュミライフ」が1台取り付けられている
店舗奥のミーティングブース天井にも「コンデア・ヒュミライフ」が1台取り付けられている

衛生・メンテナンス性に優れたビルドイン型加湿器

個人と個人が集まり、出会い、対話する場だからこそ、空気環境が気になる。スイスの空調設備メーカーCondair(コンデア)が展開を始めたビルドイン型加湿器「コンデア・ヒュミライフ」は、この「ヒトコトバ®」のコンセプトに基づいて店舗に導入された。
「コンデア・ヒュミライフを初めて知ったのは、2年ほど前でした。知り合いを通じてスイスにメンテナンスフリーの加湿器があることを知り、話を聞いてみると日本市場に参画したいという相談を持ちかけられたのが最初でした。魅力的に感じましたが、当時は日本法人もなく、私が出来ることも限定的でした。この度日本オフィスができたことを受け、まずは当社が導入することで推進力のきっかけにして貰えればと考えたのです」(坂入氏)
水霧を噴射する加湿ヘッドとメインシステムからなるコンデア・ヒュミライフは従来の置き型加湿器とは異なり、天井や壁に埋め込みで設置できる。水を上水から直接引き込み、フィルターなどで処理をして、パイプを通じて加湿ヘッドに送り噴霧する。あらかじめ設定した湿度を感知して自動的に作動し、残った水はドレーンによって排水される。また、作動しない際も、1日に2度自動洗浄され、微生物の発生を抑えるなどメンテナンス性と衛生性にも優れている。日本オフィスであるコンデアヒュミライフ・ジャパン代表の中山貴樹氏は、同製品の特長について、更にこう付け加える。
「医療機器に用いられる膜を採用し、この水霧は肺に入っていけるほど微細です。空間の空気感もやわらかそのもの。相対湿度40~60%の範囲は微生物が不活性化し、ヒトの粘膜も潤って良いことづくし。医学的データも多くあります。その範囲に加湿してくれるのがこのシステムです」(中山氏)
「存在を消して空間になじむ意匠性、メンテナンスも容易。ですが、それ以上に、現在のコロナ禍において、室内の湿度を適切に保つことで利用者同士の間に目に見えないバリアをつくってくれることが、こうしたコミュニティスペースでは魅力に思いました」(坂入氏)
湿度というパーティションによって、人同士のコミュニケーションを阻害しない「コンデア・ヒュミライフ」。“ヒトコトバ®”をつなぐ「Coffee & Works by WISELABO®」にとって、この加湿器・システムは癒しとウェルビーイングの提供を担う欠かせないツールとなっている。


加湿時の様子。天井部分に設置されたビルドイン型加湿器「コンデア ヒュミライフ」は空間を妨げずに一年を通して湿度を適切に保つことができる
加湿時の様子。天井部分に設置されたビルドイン型加湿器「コンデア ヒュミライフ」は空間を妨げずに一年を通して湿度を適切に保つことができる


加湿ヘッド数の目安は40 ㎡に1台。ただし、天井高や空間の体積、空気が循環する回数で必要な数が変わる。3 LDK程の住宅や小規模オフィスで加湿ヘッド10台とセントラルユニット1式を設置した 場合の価格は150万円~
加湿ヘッド数の目安は40 ㎡に1台。ただし、天井高や空間の体積、空気が循環する回数で必要な数が変わる。3 LDK程の住宅や小規模オフィスで加湿ヘッド10台とセントラルユニット1式を設置した場合の価格は150万円~


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コンデア ヒュミライフ・ジャパン 

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