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働く場の価値を高めるオフィス家具コレクション/enKAK

2022.10.28 | REPORT

多彩な分野において「アイデア」を生かして暮らしを豊かにする商品を展開するアイリスグループの中で、オフィス空間を機能的かつ次代のワークスタイルに寄り添う製品開発・販売を行うアイリスチトセ。同社では、コロナ禍を経て働く環境に対する考え方が大きく変化する中で、これからのオフィスに求められる家具の在り方を示す「enKAK(エンカク)」コレクションを立ち上げた。同コレクションは、東京とミラノを拠点に、建築からインテリア、プロダクト、グラフィックなど幅広い分野を手掛けるデザインオフィスnendoの佐藤オオキ氏とコラボレーションしたもの。コロナ禍以前から同社が取り組んでいた、これからの働き方に向けた家具づくりの知見を生かしながら、それをさらに進化させる佐藤氏のアイデアのもと、新しいオフィス家具の使い方、働き方を醸成する製品を展開する。
デザインコンセプトとして、温かみや心理的なリラックスを与える「円」と、物を美しく連続させ空間をシャープに整える「角」のバランスに着目。この2つの要素の組み合わせによって、さまざまな環境に適応しつつ、ワークスペースに求められる「集中」、「リラックス」、「コミュニケーション」といった機能を自由にカスタマイズできるコレクションとしている。
商品はデスクやチェア、シェルフ、ブースのほか、プランターや照明までもラインアップ。300を超えるアイテム数で、従来のオフィスだけでなく、在宅ワークやワーケーションといった多彩な場所での働きやすい環境づくりを後押ししてくれる。
また、コレクション全体でカラーやモジュールを統一させたことにより、さまざまなアイテムがランダムに隣り合ってもそれぞれが機能し、デザインとしてもまとめることが可能だ。
テレワークなどが普及し、オンとオフが曖昧に溶け合った今、リラックスと集中のように異なる要素をあえて隣に並べて混ぜ合わすことで、それぞれの要素が溶け合い、新たなイノベーションが生まれるような、新しい働く場をつくれる、そんなコレクションとなった。
オフィスの存在意義が見直される中で、多彩な働き方を受容しながら自由なコミュニケーションを生み出し、リアルな場の価値を醸成する「enKAK」の新しいワークスペース提案へのニーズは、今後さらに高まっていくだろう。



大小さまざまなサイズのデスクやパーティション、シェルフがあり、組み合わせのパターンは300以上。さらにカラーバリエーションも豊富で、オリジナリティの表現も自在
大小さまざまなサイズのデスクやパーティション、シェルフがあり、組み合わせのパターンは300以上。さらにカラーバリエーションも豊富で、オリジナリティの表現も自在


空間のサイズや動線に合わせてレイアウトを変えられるベンチは、ミーティングスペースやラウンジでも活用しやすいデザイン
空間のサイズや動線に合わせてレイアウトを変えられるベンチは、ミーティングスペースやラウンジでも活用しやすいデザイン


「円」と「角」の形状を用いたユニットを組み合わせて、集中・リラックス・コミュニケーションといったオフィスでの用途に応じた場を生み出す
「円」と「角」の形状を用いたユニットを組み合わせて、集中・リラックス・コミュニケーションといったオフィスでの用途に応じた場を生み出す


納入事例「日本電産」
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納入事例「日本電産シンポ」
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アイリスチトセ

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