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吸音家具・造作で時代のニーズに応じた音環境を/Luci

2022.06.27 | RECRUIT

上/図面やカラーサンプルを広げての作業やPCモニターを複数使用するシーンなど、ゆとりある空間ならではの快適性と適度な遮音性を併せ持った「ACOUSTIC WORK BOOTH」


近年、オフィスの空間は大きく変化している。デスクワークの多くがオンライン化し、制約にとらわれないオープンで自由なスタイルやデザインが増えた。協働やコミュニケーションを促す有り様は、一方で一人で集中できる環境をつくりにくい面もある。
間接照明を中心に、LEDによる建築化照明を展開するLuci(ルーチ)では、そうした新たなオフィス環境のソリューションとして、「LIVREATH(リヴレス)」を2021年よりスタートさせた。オフィス内は普段の感覚以上に音が発生しているもので、電話する声やキーボードの打鍵音、PCや空調のファンノイズなど、さまざまな雑音は視覚的なもの以上に集中を阻害する要因となる。LIVREATHは、“AcousticFurniture”をうたい、吸音によって音環境を向上させる。風力発電の風車の軸受けに使われるなど、建築用途では見られない工業用の高性能吸音材を採用。対策が難しいとされる1000Hz以下の低周波音も効果的に取り除くという。
当初は、デザインされたソファ型の規格製品の販売を中心にスタートしたが、現在はオーダーによる自由なデザインでの造作が多い。キャレルデスクやフォンブース型が中心だが、開放感を保ちつつ吸音効果も得られる吊り下げ式パーティションなども可能だ。もちろん、設計者によるデザイン指定での注文にも対応する。吸音材の厚さは15~50㎜で、求める性能や造作によって選べる。張り地には、国内品に加え、1902年にニューヨークで創業したインテリアブランド「マハラム」の生地も用意した。
リモートワークの需要拡大に伴って、シェアオフィスやマンション共用部などにおける個人ブースでの採用が増えているという。またコールセンターや授乳室、あるいは図書館のような公共施設など潜在的なニーズは高い。快適で集中できるというだけでなく、スピーチプライバシーという概念からも、音環境に配慮した空間づくりは今後増えていくはずだ。



オフィスやカフェなど静かな一人だけの空間が欲しい環境で使用できる「ACOUSTIC SOFA」
オフィスやカフェなど静かな一人だけの空間が欲しい環境で使用できる「ACOUSTIC SOFA」


高性能吸音材を吊り下げ式のパーティションにすることで、開放的でありながら適度にプライバシーを確保した空間を演出
高性能吸音材を吊り下げ式のパーティションにすることで、開放的でありながら適度にプライバシーを確保した空間を演出


Luci

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