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ワイヤレス充電器のテーブルで空間に新たな付加価値/ダイカン

2022.03.28 | REPORT

総合サイン・ディスプレイメーカーであるダイカンは、業界でも先んじて新しい技術や手法を開発、展開してきた。大阪を拠点としながら、ベトナムにも生産工場を持ち、海外への出荷実績も多い。コロナ禍でホテルや飲食店などの新規出店が鈍る中、定評のある高い技術と品質を生かした、新しい方向性の一つとして生まれたのが、スマートフォンなどの無線充電を可能とする「ダイカン パワーテーブル」だ。
ワイヤレス充電器(最大出力10W)を搭載。天板面にその位置を示すアイコンをアクリル象嵌し、LEDで発光させている。天板は「コーリアン」(デュポン・MCC)などのいわゆる人工大理石で、サイズはもちろん各種オーダー加工が可能だ。テーブルトップの機能を損なわないよう高い防水性を持ち、水まわりでも使用できる。
同社は、同じ技術をより耐久性の求められる屋外サインで用いており、現場を知るものづくり企業として、品質を裏付けている。天板は木(メラミン化粧板仕上げ)を選ぶこともできる。現代人必須のスマートフォンなどの電子デバイス。すきま時間で充電したいというニーズは高い。ただ、不特定多数の使う商業施設等ではケーブルやコネクタは管理が煩わしいし、見た目もスマートではない。ワイヤレスになることで、飲食店のカウンターからホテルのベッドサイドテーブル、オフィスの待合や打ち合わせスペース、あるいは商業施設の化粧室など、さまざまな空間に充電という付加価値を与えられるはずだ。
同社では床に充電器を仕込むことで、置くだけで発光させられるワイヤレスサインなども視野に入れており、サインのオーソリティーとして、新たな価値提供を目指している。

ワイヤレス給電システムには、LED導光板がセットされており充電アイコンが発光する。サイズ:w145×ℓ230×t29㎜、設置スペースは上記以上のサイズが必要(ワイヤレス給電機を使用してオーダーメイドのLEDサインも製作可能、急速充電10W対応)
ワイヤレス給電システムには、LED導光板がセットされており充電アイコンが発光する。サイズ:w145×ℓ230×t29㎜、設置スペースは上記以上のサイズが必要(ワイヤレス給電機を使用してオーダーメイドのLEDサインも製作可能、急速充電10W対応)


メラミン化粧板の木製テーブルには、φ35㎜のアイコンマークが標準搭載(ワイヤレス充電対応機種以外は充電不可。樹脂製や革製のスマホケースは充電できるが、金属製のケースを装着している場合は充電不可)
メラミン化粧板の木製テーブルには、φ35㎜のアイコンマークが標準搭載(ワイヤレス充電対応機種以外は充電不可。樹脂製や革製のスマホケースは充電できるが、金属製のケースを装着している場合は充電不可)



ダイカン

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