Loading...

id+ インテリア デザイン プラス

インテリアデザイン・建材のトレンドを伝えるメディア Presented by 商店建築

  • Home
  • 記事を読む
  • REPORT
  • 空間を調律し企業の成長と共に進化するサスティナブルなモジュラーファニチャー/Tesera

空間を調律し企業の成長と共に進化するサスティナブルなモジュラーファニチャー/Tesera

2022.03.28 | REPORT

「Tesera」は、複数のパターンのフレームを組み合わせる独自のモジュールシステムにより、多様な幅や高さの家具を構築できる。ワークデスクやミーティングスペース、シェルフを一体的かつ、さまざまなレイアウトで設置可能
「Tesera」は、複数のパターンのフレームを組み合わせる独自のモジュールシステムにより、多様な幅や高さの家具を構築できる。ワークデスクやミーティングスペース、シェルフを一体的かつ、さまざまなレイアウトで設置可能



オフィスにおける働き方、職住近接によるライフスタイルの広がりと共に、ワークスペースに求められる家具のデザインや機能が多様化している。そのような状況下、ワーカーが働きたくなる場を形にするデザイン性と、オフィス家具としての利便性、さらに空間全体を美しく、トータルでコーディネートできるモジュラー家具として「Tesera(テセラ)」は開発された。
「Tesera」は、フレキシビリティとサスティナビリティ、ミニマルデザインという3つの軸からデザインされている。独自のモジュールシステムは、フレームと箱型ユニットを組み合わせることで、収納系(箱もの)とデスク系(脚もの)の複合的な拡張性や可変性を持たせているのが特徴。モジュールの幅は横方向が450・675・900㎜(奥行き450・675㎜)、縦方向は175・250・350㎜が用意され、空間の広さや高さに応じてさまざまなボリュームのデスクやシェルフを一体的に構築できる。また、シェルフを連結することでパーティションのように空間を仕切るような使い方も可能。パーツの入れ替えによりサイズや形を可変できるため、企業の成長や空間の用途に合わせて家具も進化させていける。アルミ製のフレームは、特殊なテンション構造で成り立っており、ノックダウンやパーツの交換が容易である他、表からボルトやビスが見えない収まりにもこだわっている。また、シンプルな構造でありながら、荷重や揺れに動じない剛性もポイント。アルミ製のフレームなど、パーツの90%以上がリサイクル可能な素材となっている。デザイン面では、上質感のあるミニマルなつくりを目指し、木を中心とした豊富なバリエーションをそろえる板材や、ディテールまでこだわった繊細なフレームが、機能的でありながら心地良い空間をつくり出す。
「2021年度グッドデザイン賞」を受賞している。ユーザーの自由なワークスペースづくりを可能にしながら、空間全体を美しく、無駄なく“調律”する存在として力を発揮してくれるはずだ。2022年4月26日(火)から28日(木)まで東京ビッグサイトで開催される「オルガテック東京2022」に出展。

ミーティング用のビッグテーブルや1人用のデスクなどさまざまな家具を共通した素材感、スケール感で構築できるため、空間全体に統一感を表現しやすいのも特徴
ミーティング用のビッグテーブルや1人用のデスクなどさまざまな家具を共通した素材感、スケール感で構築できるため、空間全体に統一感を表現しやすいのも特徴


ソファの高さに合わせたローテーブルなども構築できるため、ラウンジのような落ち着いた雰囲気の空間づくりも可能
ソファの高さに合わせたローテーブルなども構築できるため、ラウンジのような落ち着いた雰囲気の空間づくりも可能


フレーム内にボルトによるテンションをかけて剛性を確保する独自開発された構造。ビスやボルトが見えないディテールや、ノックダウンやパーツの入れ替えが容易なつくりにこだわっている(特許第6722720号)
フレーム内にボルトによるテンションをかけて剛性を確保する独自開発された構造。ビスやボルトが見えないディテールや、ノックダウンやパーツの入れ替えが容易なつくりにこだわっている(特許第6722720号)


アルミ製のフレームのカラーは、ネロ(ブラック)とブロンゾ(ブラウン)の2種類。引き出し用パーツは、引き出した際のレールが見えないつくりなど細部までミニマルなデザインを追求している
アルミ製のフレームのカラーは、ネロ(ブラック)とブロンゾ(ブラウン)の2種類。引き出し用パーツは、引き出した際のレールが見えないつくりなど細部までミニマルなデザインを追求している


Tesera

RELATED ISSUES

一覧に戻る

PAGETOP