id+　インテリア デザイン プラス

店舗を始めとする商業施設全般の空間デザインを手掛ける設計事務所、オジデザインワークス。多岐にわたるプロジェクトのなかで、特に歯科医院を始めとするクリニックの設計では、インテリアデザイン業界のトップランナーとして、大小さまざまな規模、ハイエンド向けの空間まで幅広く実績を積み重ねている。

同社代表の本亮介氏は、「多くのお客様を集めるだけでなく、スタッフが働きやすい空間デザインによって、長く愛される医院をつくることを目指しています。約20年に渡って空間づくりに取り組む中で、弊社のデザインが歯科業界を変えてきたという自負があります」と語る。

同社のプロジェクトの特徴は、インテリアのほか、建築やグラフィック、音響、スタイリングなど、店舗のブランディングを含めトータルでデザインを手掛けている点。各分野のプロと協業しデザインを行うことで、施主の求める事業性と世界観を両立した質の高い空間をつくり上げている。

「弊社の空間づくりは、クライアントの求めるものを汲み取り、ビジネスとして成功に導くためのものです。デザインの源泉は、クライアントやユーザーを始めとする社会にあり、それを読み解いていく力のある人材を求めています」と本氏。設備や機能性など特殊な与件が多いクリニックの設計において、新規開業が依頼主の半数を占め、リピーターも多いのは、同社の空間づくりが高い信頼を得ている証拠だろう。

設計スタッフは基本的にチームで動きながら、入社から半年ほどで必要な技術や知識を身につけ、現場で活躍できる人材へと成長していくことを期待しているという。医療分野の空間デザインがより注目されている昨今、業界の最前線でデザイナーとしての力を発揮できるステージが、オジデザインワークスに待っている。