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スピーカーの開発に65年以上携わっている老舗音響ブランド「JBL PROFESSIONAL」。その歴史で培われた高い開発力が、高効率で信頼性の高い製品を生み出している。

明瞭でパワフルな“JBLサウンド”は世界中で高い評価を得ており、ライブ、映画館、設備、レコーディング、放送など様々な分野で「JBL PROFESSIONAL」のスピーカーが活躍している。音のプロ向けというイメージがある同ブランドだが、商業施設に向けた製品開発にも、優れた音環境を提供するためのテクノロジーを随所に採用している。

今年3月、マリン＆ウォーク ヨコハマ内にオープンしたFred Segal YOKOHAMAでは、「JBL PROFESSIONAL」のスピーカーシステムを導入。運営会社であるMFSJの松本真一氏は、選択した一番の理由は、Fred Segalのブランドを体現させるためだったと語る。

松本 ー 「アメリカ西海岸生まれのFred Segalは、リラックス感とクールさを兼ね備えたライフスタイルを提案するセレクトショップです。国内旗艦店となる横浜店では、外観はもちろん内装でも、ネオンサインや壁のグラフィック、照明に至るまでFred Segalらしさを散りばめています。さらに、目に見えるものだけでなく、“音”もお店の雰囲気を決定づける大切な要素であると考えています。
店内のBGMは、お客様にに少しでもリラックスしてもらい、ゆっくりくつろいでもらうため、独自に制作した専用チャンネルを流しています。そのBGMを流す音響も何でもいいという事ではなく、ブランドを表現する要素となりお客様とブランドがコミュニケーションをはかる重要なコンテンツです。
「JBL PROFESSIONAL」のスピーカーは、明瞭な音質で、こだわりぬいたBGMを再現性高く再生してくれます。国内外の多くの納入実績がその証明ですね。JBL輸入元のヒビノさんのアフターフォローがしっかりしている点にも満足しています」

店舗は海と街を繋ぐように2棟の2階建てストアが向かい合わせに建つ4フロアで構成。フラット天井の街側1階と2階では、シーリングスピーカーの「Control 24C Micro」が天井に埋め込まれ、スケルトン天井の海側1階と2階では、吊り下げ型スピーカーの「Control 65P/T」が空調や照明などの設備に溶け込むように設置されている。それぞれのフロアにサブウーハーを配置し、低域を増強。上質な音場空間を作っている。

約500坪の広い店内のどこにいても、計40台のスピーカーと計8台のサブウーハーにより、均一な音が耳へと届く。「JBL PROFESSIONAL」のスピーカーシステムは、Fred Segal YOKOHAMAで、その姿を消しながらも確かな存在感を示している。