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メタルコーティング「ヴェロメタル」で金属の世界観を広げる|アイチ金属

2021.05.10 | INFORMATION

ドイツの高級スポーツカー、ポルシェの初代モデル、ポルシェ356。その中でも特別な「スピードスター」が展示され、来場者の目を奪っていたのがアイチ金属のブースだ。



同社は建具や階段など、より上質な住宅向けの建築金物を手掛けており、6年前からドイツ・VeroMetal 社の特殊メタルコーティング「ヴェロメタル」を国内唯一の代理店として取り扱う。成分の95%が金属のため、硬化し研磨すると完全に無垢の金属と同様の性質・表情を持つ。先述のポルシェは、同社一の腕利き職人が一人で表面を仕上げ、独特な光沢や重厚感、エージング処理による燻しなど、フェイクペイントでは困難な風合いで強い存在感を示していた。「ヴェロメタル」の認知も進み、商業施設やホテルなどの家具・造作を始め、さまざまな活用事例が増えている。



コーティング自体は素材を選ばないため、木や樹脂などの小物にも処理できる。金属は17種類から選べ、鉄の黒皮仕上げや銅、真鍮などにビンテージ感の処理を施したものが人気だという。間違いなく金属の質感でありながら、処理・加工のしやすさと重量・取り回しの良さなどから、既存の考え方では不可能だった表現やデザインをかなえられる「ヴェロメタル」。アイデア次第でそのポテンシャルが広がることを、ポルシェ356スピードスターが雄弁に語っていた。



職人技が光るポルシェ356スピードスターのテクスチャー。素材に加え、その技術の高さも同社の強みだ
職人技が光るポルシェ356スピードスターのテクスチャー。素材に加え、その技術の高さも同社の強みだ


壁面はトップコートを施さずに刻一刻と表情を変える金属ならではの質感が楽しめた
壁面はトップコートを施さずに刻一刻と表情を変える金属ならではの質感が楽しめた


また、同社では2018年から新たにイタリアのプレミアムなメタルファニチャーブランド、DeCastel(li デカステッリ)と提携、2020年6月から総代理店として販売を始めた。今回、国内の展示会では製品を初披露した。創業100年以上になるデカステッリは、アイチ金属同様、金属加工における高い技術と自負を持ち、金属ならではの繊細かつソリッドな質感を生かしたアーティスティックな家具をつくっている。2021年4月には、東京・五反田の東京デザインセンターにショールームもオープンさせ、ハイクラスな市場に向けた展開を進める。金属加工を軸にして、同社では今後も多様なオーダーやニーズに応えていくという。



インパクト抜群のブース全景。来場者の多くが足を止めてブースに見入っていた
インパクト抜群のブース全景。来場者の多くが足を止めてブースに見入っていた

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