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上質な空間デザインを実現する 空調設備の“新たな選択肢”「Silent-Iconic」

2021.03.22 | REPORT

空調に新しい選択肢が生まれた。目立たずに機能性を発揮し、従来の天井カセット4方向タイプに革新的な設計思想とデザインを採り込んだ「Silent-Iconic(サイレント アイコニック)」だ。そのデザインや機能の特徴について、デザインを手掛けた日立製作所の研究開発グループ・佐藤知彦氏と、日立グローバルライフソリューションズで営業を担う松田隆良氏に話を聞いた。

デザイン性とコスト・施工性を両立

店舗やオフィスといった、空間に欠かすことのできない業務用の空調設備。特に空間になじませやすい「天井埋込ダクトタイプ」や、比較的に導入コストを抑えられるが存在感のある「天井カセット4方向タイプ(てんかせ4方向)」などが主流だが、デザイン面での選択肢は少ない。この業務用空調設備のジャンルにおいて、“新たな選択肢”として登場したのが「Silent-Iconic」だ。同製品は天井カセット4方向でありながら、空間に静かにたたずみ、主張しないデザイン(Silent)ながら、独自性の高いデザイン(Iconic)を目指し開発された。


ポイントは次の4つ。・建築に溶け込む直線的な意匠・空間と調和する・ 吸込口のブラインド形状・視覚的に隠れた吹出口のルーバー
ポイントは次の4つ。・建築に溶け込む直線的な意匠・空間と調和する・ 吸込口のブラインド形状・視覚的に隠れた吹出口のルーバー

空間に溶け込むデザイン

プロダクトデザインを手掛けた佐藤知彦氏は次のように語る。「天井カセット4方向は、気流のコントロールがしやすく、施工性に優れ、天井埋込ダクトタイプよりもイニシャルコストが低いことから広く利用されています。ただ、空間の印象に影響をおよぼすデザインについては、インテリアデザイナーや設備設計者にとって諦めていた部分もあるのではないでしょうか。既存の天井カセット4方向タイプは視覚的要素が多く、時に三次曲面のパーツが直線的な建築空間にマッチしないケースも少なくありません。Silent-Iconicはこの課題を解決するため、『おさまり』や『ディテール』の機能美を追求しています」


デザイン面においては、①直線的な意匠で建築に溶け込む、②中央の吸込口はブラインド形状にし、空間との親和性を高める③吹出口のルーバーを視覚的に隠すなど、あくまで空間との調和に徹し、インテリアデザイナーに求められるデザインを目指したのがポイント。気流に影響を与えてしまうパーツの小さな凹凸だけでなく、洗練された印象を与えるブラインド形状の幅、シャープに見せるための天井との接地部など、デザインをミリ単位で繰り返し検証した。


スケルトン空間には黒塗装したユニット本体を(特注)
スケルトン空間には黒塗装したユニット本体を(特注)

従来の天井カセット4方向と同等の、 高い施工性とコストパフォーマンス

「Silent-Iconic」の強みは、デザイン性だけではない。空調設備は設備設計者や施工者が選定するケースも多いが、その際のポイントは施工性とコストだろう。「Silent-Iconic」は、天井カセット4方向タイプの施工のしやすさやコストを維持しながら、革新的なデザインを実現している点が大きな特徴といえる。設置方法は一般的な天井カセット4方向タイプの設備と同様で、更にパネルのネジ止め作業が簡単にできるようスライド式のコーナー部材などが組み込まれている。また、デザインパネルの中でも「昇降グリル付き」を選択すればグリル部分を最大4mまで下降させることができるため、高天井でもメンテナンスが容易になる。同時に、天井に汚れが付着しにくい気流の設計などによって、導入後のメンテナンス面においても配慮されている。営業を担当する松田隆良氏は同製品の可能性について次のように語る。


「これまでの天井カセット4方向タイプの多くは、施工性や空調としての機能面には力を入れていましたが、営業担当として多くの設計者の方々と会う中で、建築やインテリアデザインのクオリティーが洗練されていく潮流に寄り添えていなかった部分があると感じていました。Silent-Iconicであれば多様な空間にマッチするため、飲食やアパレルといった店舗から、自動車のショールームなど空間デザインを極力シンプルに仕上げたい場所にも、付加価値をもたらしてくれるはずです。空調設備のデザインまで目を配り、空間のクオリティーを高めることを目指しているデザイナーの方々にはきっと共感してもらえる製品です」


また、スケルトン空間での導入を想定し、むき出しになるユニット部分を黒に塗装する特注にも対応可能。クリニックやビューティーサロンといった清潔感が求められる場所にはデザインを引き立てるホワイト、バーやホテルといった雰囲気づくりを重視する場所では、より空間に溶け込むブラックなど、パーツや特注の塗装を使い分けできる点は大きい。


当然ながら空調としての機能も、これまで日立が培ってきたノウハウをもとにつくられている。風が人に直接当たりにくい点など、日立の「てんかせ4方向」の特徴をそのままに、快適な環境を提供してくれる。


「心地良い体験を提供することが空調設備の最大の目的です。目に見えない空気のコントロールと同時に、空間デザインの価値を“静かに”高める存在として、Silent-Iconicが空調設備の新たな選択肢となるのではないでしょうか」(佐藤氏)

佐藤知彦 TOMOHIKO SATO
日立製作所 研究開発グループ
東京社会イノベーション協創センタ
プロダクトデザイン部 CSP4ユニット
主任デザイナー

松田隆良 TAKAYOSHI MATSUDA
日立グローバルライフソリューションズ
空調営業本部 関東支社
第二営業グループ 
部長代理

販売元/日立グローバルライフソリューションズ株式会社 製造元/日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社

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