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1983年に世界初のA2サイズ測量用ペンプロッタを発売し、2004年にはUV硬化プリンタの第1号機を開発。そして、2012年には昇華転写プリンタとして世界最速の150㎡/hを実現するなど、まさにイノベーターと呼ぶに相応しい歴史をもつミマキエンジニアリング。今日も業務用インクジェットプリンタとカッティングプロッタのリーディングカンパニーとして、既成概念にとらわれることなく、ニーズの多様化に合わせた製品を開発・提供し、SG（サイングラフィックス）、IP（インダストリアルプロダクツ）、TA（テキスタイルアパレル）の3つの分野で国内のみならず世界約150の国と地域へと、その事業を拡大し続けている。

今年3月、同社では展開するブランド“アルティスタ”の第一弾として、Mimaki純正インクジェット壁紙メディア「アルティスタ　ウォールデコレーション」の販売を開始。主にSCやホテル、オフィス、クリニックなどの商業施設への施工を目的とした製品であり、従来のように既製品の中から壁紙を選択するのではなく、オリジナルパターンや写真、イラストなどを用いた自由な空間演出が可能となっている。

テクスチャーは、写真画像やグラデーションなど、元のイメージを高画質で忠実に再現してくれる“フラット”、絵画やイラストなどを落ち着いた雰囲気で表現する“キャンバス”、漆喰壁をイメージし、独特の凹凸が高級感を演出してくれる“スタッコ”の3種類を用意。また、同社のインクジェットプリンタ、純正インクとの組み合わせで、内装材として必要不可欠な不燃材料認定、準不燃材料認定、そして有害物質ホルムアルデヒトの発散レベルが最も低い最高ランクのF☆☆☆☆認定も取得済みだ。さらに、プリンタ、純正インク、そして「アルティスタ　ウォールデコレーション」のメディアとのワンストップサービスで、親和性が高く、サポート体制も充実している。

“アルティスタ”とは、イタリア語で芸術家を意味する。ミマキエンジニアリングでは、今後、“アルティスタ”をメディアだけでなくソリューションとしても、より美しく、芸術性の高いブランドへと成長させていくという。