id+　インテリア デザイン プラス

三井不動産グループの一員として、あらゆる生活・事業に必要な施設のデザイン及び内装施工を手掛けている三井デザインテック。オフィス、ホテル、商業施設、医療・福祉施設、ビル、住宅など、案件のカテゴリーは多岐に渡り、総社員数は430人。その約1割をBtoB対応の空間デザイナーが占め、その他、デザインの調査・分析を専門に行うデザインラボラトリーも社内に内包。“クロスオーバーデザイン”をデザインフィロソフィーに、日々、新たな空間デザインを提案し続けている。

「従来のオフィスは単に生産効率の向上を目的に空間構築がなされていました。ですが今、あえてカフェやライブラリーなどリラックスできる余白を設けてクリエイティビティを呼び覚ます。そんな空間が求められるようになってきています。また、ホテルも、かつては非日常感をもたらすクラシックラグジュアリーがスタンダードでしたが、ここ10年ほどで、よりカジュアルなライフスタイル型へと変化してきています。幅広い空間カテゴリーは私たちの強みであり、今後は、さらにこれらをクロスオーバーさせたデザインが重要になってくるだろうと予測しています。

デザイナーはクロスオーバーの要です。デザイナーのノウハウがクロスオーバーしなければ、これは実現できません。その上で、美しさや恰好良さだけに先走るのではなく、クライアントの利益をしっかりと見据え、事業をデザインで解決する取り組みができるような“ものづくり”に対するバランス感覚を持ち合わせたデザイナーを募集しています」（デザインマネジメント部長、見月伸一さん）

同社ではキャリア採用を実施。入社後は適性によってカテゴリー分けされ、デザイナーとして活躍していくこととなる。

年間デザイン件数は200件以上、さまざまなジャンルに関わることができ、また、社内に施工部門も抱えており、基本的には社内でデザインした空間は社内で施工することとなる。それだけに、デザインの絵だけを描くのではなく、確かで、密な空間づくりに携わることができるだろう。