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「サンゲツ」
技術統合力で独自のマテリアルやソリューションを展開

2019.05.13 | REPORT

サンゲツは、壁紙に代表されるインテリア専門商社として、壁・床・ファブリックなど幅広く内装材を提供している。今回は、三つの新製品の先行展示が展開されていた。



中心となっていたのは大版・薄型セラミックタイル「GARZAS(ガルザス)」の新シリーズだ。セラミックスラブとも呼ばれ、大理石などに代わる新しい建材としてトレンドとなっている大版タイル。ほとんどがイタリアやスペインなどからの輸入材だが、同社では新たに4柄8種を独自開発し、国内で生産する。モルタル調の柄に釉薬で微かに見える幾何学模様を施した「GEOM」(3種)、木目のようにも水の流れのようにも見える「STREAM of some」(3種)、あえて強めの木目を表現した「栃」と「Black Walnut」。サイズは1m×3m×t5.6㎜で、いずれも既存のものにはない、日本的とも言える個性のあるデザインを採用。競合がひしめく中、存在感を示したかたちだ。



また、スペイン・バレンシア発の特殊技術で、繊維レベルで皮膜を持つ「アクアクリーンテクノロジー」を採用したイス・ソファの張り地も紹介。5月に発売予定の新柄のオリジナルも含め、7柄64種となる。ファブリックの上質さを備えつつ、非常に高い清掃性は商業施設では重宝されるはずだ。



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さらに、同社の粘着剤付化粧フィルム「リアテック」と建材メーカー・イビケンのメラミン化粧板「イビボード」とのコラボレーションも展示された。柄を同一とすることで、それぞれの得意領域をカバーしつつ、トータルでコーディネートできるメリットがある。統一した柄は60以上におよび、双方にない新柄もラインアップした。またそれに加えてサンゲツでは壁紙も柄をそろえられることで、コーディネートの自由度、可能性を大きく広げられる。



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サンゲツ

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