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「オール」
最新LEDビジョンによるデジタルサイネージの空間づくり

2019.05.20 | REPORT

「iroDori(イロドリ)」のブランドで、デジタルサイネージのソフトからハードまでを手掛けるオール。今回のライティング・フェアでは、デジタルサイネージの中心的存在になりつつあるLEDビジョンを軸に展開された。



まずは、高精細のCOB(チップオンボード:Chip On Board)タイプのLEDディスプレイだ。LEDディスプレイは画素の一つ一つにLEDを用いるが、従来一般的であったSMD(表面実装型:Surface Mount Device)と違い、LEDパッケージを直接基板のアルミ膜に設置するため、発熱量を抑えられる。取り付け方式の違いから品質精度も高く、いわゆるドット抜けも少ない。パネル表面全体がコーティングされており、水や衝撃などに対して強い特性もある。



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オールでは、COBタイプの屋内用LEDビジョンに、ピクセルピッチ1.26㎜、1.58㎜、1.9㎜の3タイプを設定。パネルサイズはw608㎜で、会場では9枚を連結し、大型展示していた。 映像コンテンツのハイレゾリューション化の流れは留まらず、店舗用のデジタルサイネージ機器もその傾向にある。一方で、一般に画面から離れるほど解像度は認識しづらくなるため、高解像度画面は視界の近い位置にあってこそ生きる。人が触れることも想定される店舗などの環境では、COBの性能がより生かされるわけだ。 また、柱巻きなどを想定した、コーナー部(出隅)設置用のスリム型LEDビジョンも展示された。42㎜という薄型が特長だ。 同社では昨年10月に予約制ショールーム「三郷LEDワークスタジオ」を開設。実物を見ながらプラン検討できるプロのための空間だ。



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オール

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