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「リッツウェル」
日本から世界へ発信する独創的なデザインと精緻なものづくり

2019.04.29 | INFORMATION

1992年の創業以来、日本国内で家具の企画・デザイン・製造までを一貫して手がけている、リッツウェル。メイドインジャパンの家具にこだわり、海外でも通用する製品づくりに取り組む。また、日本ブランドの強みを生かし、現場に合わせた納期や別注などにも柔軟に対応する。近年は、ミラノサローネにも毎回出展し、2019年は前年に続きデザインホール5号館(Hall-5)に出展。出展する約9割が地元イタリアの一流ブランドであるホールにおいて、200㎡以上の広いブースで多岐にわたる製品が展開する。また、同社の製品はiF DESIGN AWARD やシカゴのGood Design Awards、red dot design awardを始め数々の国際的デザインアワードを受賞していて、独創的でありながら精緻なものづくりの精神が、欧米を中心に高い評価を得ていることの表れと言える。

同社が今年のミラノサローネで発表するのが「IBIZA FORTE EASY CHAIR(イビサフォルテイージーチェア)」。このイージーチェアは15年前につくられた製品をリデザインしたもので、素材や雰囲気が大きく変化した。特徴的なのが、細いステンレスのフレームに厚革を巻き付けたシンプルなつくり。座面と背もたれには、それぞれ異なる幅とテンションで革が巻かれ、心地良いきしみ音と共に体を受け止める。この厚革は、ベジタブルタンニンなめし加工により高級感のある質感を持ちながら、経年変化によって味わい深さが増していく自然な表情が魅力。肘のフレーム部分にも同様の厚革が巻かれ、職人が一針一針丁寧に手縫いで仕上げた厚革のステッチは、スチールのシャープなフォルムに柔らかい印象を加えている。背もたれ側にはボリュームのある二段構造の革製クッションがあり、シンプルな見た目ながらゆったりと柔らかく腰回りを支え、上質な座り心地を実現。フレーム部分のカラーは、ヘアライン仕上げの上に日本の伝統色をベースに生まれた色味を中心にした6種。革はダークブラウンとトープグレーの2種類が加わり、カジュアルな空間からラグジュアリー感のあるラウンジまで、多様な場所にマッチする組み合わせが選べる。



イージーチェア「IBIZA FORTE EASY CHAIR」は、スチールフレームのシャープな印象に、厚革とクッションの重厚かつ柔らかい印象が融合した1脚。見た目以上にゆったりとした座り心地や、革の手触り、時間と共に味わいを増していく質感も魅力。フレームの色は、シャイニーヘアライン、アンティークグレー、シャイニーブロンズ、アンティークブラス、シャイニーブラス、クラシックローズの6種。写真はクラシックローズのフレーム
イージーチェア「IBIZA FORTE EASY CHAIR」は、スチールフレームのシャープな印象に、厚革とクッションの重厚かつ柔らかい印象が融合した1脚。見た目以上にゆったりとした座り心地や、革の手触り、時間と共に味わいを増していく質感も魅力。フレームの色は、シャイニーヘアライン、アンティークグレー、シャイニーブロンズ、アンティークブラス、シャイニーブラス、クラシックローズの6種。写真はクラシックローズのフレーム


サイドボード「JABARA(ジャバラ)」は蛇腹状の収納扉とシャープな脚や棚板など繊細なディテールが特徴。かまぼこ型の幅8㎜の無垢材を並べ、扉を開くとサイドボードの側面に見えない形で引き込まれる
サイドボード「JABARA(ジャバラ)」は蛇腹状の収納扉とシャープな脚や棚板など繊細なディテールが特徴。かまぼこ型の幅8㎜の無垢材を並べ、扉を開くとサイドボードの側面に見えない形で引き込まれる

リッツウェル

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