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アシュフォードジャパン
コンクリート床に奥行きのある色遣い

2019.02.18 | INFORMATION

アシュフォードジャパンは、約20年前から自社開発・製造によるコンクリート用に特化した塗料を販売している。防塵・表面強化などの機能性塗料は、工場・倉庫・駐車場など大面積の空間で多く利用されている。





今回紹介するのは、より店舗や住宅などに適したカラーステイン系の塗料である「アクアカラー」。開発当初から品質改良やカラーラインアップの見直しなどを重ね、現在は「3rd(サード) エディション」になった製品だ。特長は、一般的な樹脂塗料とは異なり、コンクリートの成分と化学反応を起こすことでコンクリート素地を強化する点。下地となるコンクリートやモルタルの素地が持つ表情を生かしつつ、色味を与えることができる。もちろん、防塵性も高まるため、清掃やメンテナンスのコストを軽減する。



硬質仕上剤「タフコート」は、標準の上塗り「グロス/マットコート」の代わりに塗布することで耐摩耗性が向上する。価格:「タフコート」クリアセット14,800円・カラーセット19,600円、「グロス/マットコート」クリアセット10,800円・カラーセット15,600円。塗布面積:約45㎡/1セット
硬質仕上剤「タフコート」は、標準の上塗り「グロス/マットコート」の代わりに塗布することで耐摩耗性が向上する。価格:「タフコート」クリアセット14,800円・カラーセット19,600円、「グロス/マットコート」クリアセット10,800円・カラーセット15,600円。塗布面積:約45㎡/1セット


水性で無臭かつ乾燥時間も短いので、施工性が非常に良いのも利点となっている。ラインアップは、クリア(透明)とステインカラーを中心にした20色を用意する。下塗り(ハードベース)の後に塗布するコート剤は3種類あり、グロスとマット、さらに耐摩耗性を高めたタフコートが2017年に加わった。ハードベースもコート剤もローラーやスプレーなどで塗布でき、特殊な技術は求められない。価格も含めたトータルでの使いやすさがセールスポイントと言えるだろう。



また、コンクリートの素地でさりげなく色合いを感じさせるだけでなく、塗り方によってムラや濃淡をつくって、風合いを出すこともできるし、アクアカラー自体を重ね合わせて色味を変えられるため、よりオリジナリティーのある表現も可能だ。



屋外でも使用できるほか、防滑用のノンスリップ・パウダーも別途用意されているので、コート剤塗布時に半透明のガラス素材の粒子を散布すれば、踏み込みやステップなどを滑りにくい床に仕上げられる。




店舗の床をオリーブイエローで仕上げた施工例。表面保護の機能性も兼ね備えている
店舗の床をオリーブイエローで仕上げた施工例。表面保護の機能性も兼ね備えている


コンクリート床の素材感そのままにカラーリングできるステイン塗料「アクアカラー」。写真はクリア
コンクリート床の素材感そのままにカラーリングできるステイン塗料「アクアカラー」。写真はクリア



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