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アイズ
ハイブランドや商業施設の空間装飾を支える高度な塗装&左官技術

2019.02.12 | INFORMATION

高度な塗装、左官技術により、独創性のある空間を提供するアイズ。イタリア製の塗料や左官材を用いた特殊塗装・特殊左官の施工を得意とし、1993年の創業から今日まで、ハイブランドのブティックや大型の商業施設、ホテル、オフィスなどさまざまな空間を手掛けてきた。その仕上げのバリエーションは、約50品目の標準品の他、設計者の要望に応える特注仕様など幅広い。イタリアの「NOVACOLOR」「OIKOS」「GIOLLI」といったブランドをメインに、複数の塗料や左官材をかけ合わせ、オリジナリティーのある質感や色合いを表現する。



職人の手仕事により通常の塗装に2〜3工程の手数が加えられた仕上げは、個性ある空間が求められる商業施設やハイエンドな住宅での需要が高い。複雑な陰影のある塗装や、立体感・重厚感のある左官を組み合わせた仕上げ、アパレルショップなどで人気のブリックタイル風の仕上げといったものの他、エイジングやラスティックな塗装、アートペイントなどにも対応。トレンドのメタリック系塗装も、単純な金属感だけでなく多彩なバリエーションでの表現が可能だ。



細かい粒子素材を組み合わせた、メタリックの陰影が美しい「ANIMAMUNDI」の左官仕上げ 
細かい粒子素材を組み合わせた、メタリックの陰影が美しい「ANIMAMUNDI」の左官仕上げ 


特注施工に応える際は、カタログから選ぶのではなく、デザイナーや施主がイメージする色合い、質感、テクスチャーをヒアリングし、複数のサンプルを専用の工房で製作。塗装や左官はデザイナーや施主がイメージを具体的に言葉にできないケースが多いため、実物を見ながら何度かのプレゼンテーションを経て決定していく。


アイズは、これまで多くの空間を手がけ、さまざまなデザイナーの要望に応えてきた経験から、早い段階で求められる仕上げを提案できるのも強み。また、製品を自社で輸入し、施工管理まで一貫して手掛けることで高いクオリティーを実現している。



ゴールドの塗装に「KRONOS XS VORTICE」による渦模様を施した仕上げ
ゴールドの塗装に「KRONOS XS VORTICE」による渦模様を施した仕上げ


例えば、海外のブランドが日本で出店する際、アーティストにより仕上げや本国が指定する色や質感といったレギュレーションを、施工方法が不明の状態で再現しなければいけないケースもある。その場合も、多くの海外ブランドの空間を手がけてきた知見をもとに、素材や工程を分析し、少ない回数でオリジナルに近いサンプルをつくることができる。



空間の質を確実に高めてくれる、アイズの洗練されたクラフトマンシップにこれからも注目したい。





イタリア製塗料「KRONOS XS NOTTE」を用いて、黒色のプラスターにメタリックの色ムラを加えた仕上げ 
イタリア製塗料「KRONOS XS NOTTE」を用いて、黒色のプラスターにメタリックの色ムラを加えた仕上げ 

アイズ

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