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JAPANSHOP 展示会レポート「コンビウィズ」

2018.06.11 | REPORT

コンビウィズは、ベビー用品メーカーであるコンビの子会社で、公共・商業空間において長年にわたり子ども連れの外出環境支援製品の製造販売を手掛けている

子ども連れの外出環境をトータルでサポート、パブリックトイレのバリアフリー化も促進する

今回のJAPAN SHOPでは、昨年3月に改正された国のバリアフリー設計ガイドラインである「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」の内容と合わせて、それに対応した同社製品の紹介が前面となった。高齢化社会、伸長するインバウンド需要や2020年東京オリンピック・パラリンピックも控え、商業・公共施設ではバリアフリーや多様性に応じたユニバーサルデザインが今まで以上に求められる。それらを前提とした設計への啓蒙も含めた展示となっている。時代環境としても「あったらいい」から「あるべきもの」に変わってきたと言える。

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具体的には現状、利用が集中してしまっている多機能トイレの一部設備を、乳幼児連れ利用者向けのトイレブースにも分散設置しようという流れだ。同社では、乳幼児専用チェアのベビーキープ、収納式のおむつ交換台、着替えや荷物置きなどに利用するチェンジングボードの3点セットを推奨。これらはガイドラインでも設置が促進されているものだ。そのセットとさらにベビーカーが入れる広さのトイレブースの設計実寸を提示し、説得力を高めていた。

その他、施設用ベビーカーや外食施設向け幼児用補助イス、ベビー休憩室・授乳室向けの各種設備・什器、屋内用の幼児用遊び場家具、あるいは保育福祉施設向けの沐浴ユニット、ユニバーサルシートなど、子育て・ベビー用品の環境をトータルでサポートする同社ならではの製品が一堂に展示された。



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1/新製品として、Combi おむつ替えペーパーシート専用紙ホルダーセットPC21が登場した。手軽に設置でき、おむつ交換台の状況に応じたフレキシブルな運用がしやすくなる

コンビウィズ

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