Loading...

id+ インテリア デザイン プラス

インテリアデザイン・建材のトレンドを伝えるメディア Presented by 商店建築

商空間住空間NEXT 展示会レポート「オール」

2018.06.04 | REPORT

LEDビジョンを始めとしたデジタルサイネージは、既に商業施設に欠かせない存在とも言える。「iroDori(イロドリ)」のブランドでソフトからハードまで事業展開するオール。今回の商空間・住空間NEXTでは、これまで以上にショップ向けの製品をアピールした。

店舗のさまざまなシーンに適合する最新LEDビジョン

アミューズメントや大型施設などが目立っていたLEDビジョンだが、業種業態が広がり、アパレルやスポーツブランドのような店舗でも活用が増えてきたという。そうしたショーウインドウをイメージした新製品による展示構成が前面となっていた。訪問者の目を引いていた「ホログラムビジョン」は、回転するLEDによって残像効果で映像を見せるというもので、3Dモデリングが浮かび上がったホログラムらしさを強調した演出となっていた。

また「シェルフサイネージ」は、陳列棚の小口部分にマグネット&クリップで簡単に取り付けられ、細長のLEDビジョンで価格やプロモーションなどの製品情報を表示できるものだ。LEDはチップオンボードで表面が樹脂加工されており、防水・防塵性が高く、直接触られても問題ない。標準パネルで高さ60㎜、幅300㎜と600㎜のサイズ展開がある。

その他、大きなゲート型やコーナータイプのLEDビジョンも展示された。いずれも店舗の入り口やファサードなどを意識したもので、空間や設計に合わせた自由度の高さを見せていた。

大きいゲート型のLED
大きいゲート型のLED
コーナータイプのLED
コーナータイプのLED

また、ピクセルピッチ1.5㎜という超高精細LEDビジョンも初めて発表。一般の液晶ディスプレイに近い解像度を持ちながら、より大型のビジョンを実現できる。映像コンテンツの解像度は年々高くなり、同社のLEDビジョンもそうした流れに対応している。

左上「ホログラムビジョン」、シューズの映像が動き、人目を集めた。左下「シェルフサイネージ」は、わずかなスペースでも視認性が高く、多彩な情報を提供する (衣装協力: LOUNIE)

オール

RELATED ISSUES

一覧に戻る

PAGETOP