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日本人ならではの美的感覚と気質を吹き込む「リッツウェル」

2017.12.25 | INFORMATION

1992年、福岡の地で創業。“一つの家具を通して、作り手と使い手とが時間とともに繋がっていく”という理念のもと、控えめでありながら確かな存在感を放つ、佇まいの美しい家具をつくり続けているリッツウェル。2008年ミラノサローネに初出展し、2016年にはアジア勢として初となるサローネのHall5への出展という快挙を成し遂げ、続く2017年にはHall5のメインストリート沿いへの出展を果たしている。



写真1のモデュラーソファ「LIGHT FIELD」は、2016年のミラノサローネHall5への出展作品であり、iF Design Awardも受賞している同社の代表的なモデル。シェルとボディクッションの張り地はファブリック、レザー合わせて約80種から選べ、特に人気が高いのが、シェルにイタリア・トスカーナ州のベジタブルタンニン鞣し協会認定の成牛のショルダーの厚革を使用したタイプ。ラグジュアリーホテルのスイートルームなどに置くことで、空間の価値をさらに高めてくれることだろう。



「MARCEL」(写真2)は、デザインの美しさと快適な座り心地を徹底的に追求したチェア。無垢材の削り出しによって生まれた後脚から背中にかけての優雅な曲線美をもち、三日月状の背もたれが身体を優しく包み込んでくれる。また、「RIVAGE」(写真3)は、ファインダイニングなどにお薦めのイージーチェア。こちらは、特に海外での評価が高い製品である。



リッツウェルの家具は、すべて日本国内で生産されている。職人による手作業が基本で、自社工場のほか、技術力はもちろん、感覚や方向性をも共有できる協力工場でのみ、一つひとつ丁寧につくり上げられている。実用性と審美性を兼ね備えたさまざまな製品は、ホテルのロビーやラウンジ、高級レストラン、豪華客船などハイエンドな空間に多くの導入実績を持ち、国内外のファンを魅了し続けている。



2016年開催のミラノサローネ、Hall5出展時のブース。テーマは“BLACK&WHITE”。写真の「LIGHT FIELD」はL型セットで1,766,000円。リビングテーブル「IBIZA FORTE」は416,000円
2016年開催のミラノサローネ、Hall5出展時のブース。テーマは“BLACK&WHITE”。写真の「LIGHT FIELD」はL型セットで1,766,000円。リビングテーブル「IBIZA FORTE」は416,000円


無垢材の素材感を活かすことで、木の温かみが感じられるチェア「MARCEL」。価格:104,000円~149,000円
無垢材の素材感を活かすことで、木の温かみが感じられるチェア「MARCEL」。価格:104,000円~149,000円


イージーチェア「RIVAGE」。価格:194,000円~287,000円
イージーチェア「RIVAGE」。価格:194,000円~287,000円

リッツウェル

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