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使いやすさと堅牢性で選ばれる「MIRACLE VISUAL STATION」

2016.06.15 | INTERVIEW

飲食店やブティックなどの商業施設から電車などの公共機関まであらゆる場所に急速に普及しているデジタルサイネージ(電子看板)。空間デザインにおいてもデジタルサイネージの扱い方は欠かせないノウハウとなっている。そのため空間設計のチームにICT(情報・通信技術)の計画や開発を担当する専門家が参画するケースが出てきた。丹青社の高橋宗宏さんもそんな職能を持つプロフェッショナルの一人だ。高橋さんは、デジタルサイネージのポイントについてこう語る。

高橋 ー デジタルサイネージのコアとなるSTB(セットトップボックス)という機器には、安価なシングルボードコンピューターやメディアプレーヤーから高価な専用システムまで様々なものが使われ、弊社では用途や金額に応じて提案しています。私が特に重視するのは、動作の安定性と機器の耐久性です。


STBはディスプレイにつなぐ映像機器で、ここに静止画や動画などのデータを送りディスプレイに表示させる。従来は信頼性とコスト、運用の容易さのバランスがちょうど良い機器があまりなかったという。


高橋 ー ある文化施設でデジタルサイネージを提案する際に知ったのが、MIRACLE VISUAL STATIONでした。工業用パソコンを利用したSTBなので、防塵性に優れ、半屋外での動作実績も魅力でした。


デジタルサイネージは、故障すると施設の運用に支障をきたすケースもあり、長期間に渡りメンテナンスフリーに近い状態で動作することが求められる。次に高橋さんが挙げたのは、コンテンツ管理と作成ソフトについてだ。


高橋 ー サイネージコンテンツは大きく分けて、広告系とニュース系の2パターンがあります。催事情報や会議室の空き状況の情報のみを表示するニュース系サイネージに、あまりに高度なシステムは適しません。高価なサイネージシステム専用のオーサリングソフトを使いこなせず、結局は画像のスライドのみ利用しているケースもあります。MIRACLE VISUAL STATION専用のコンテンツ管理ソフトEMPopMakerはサイネージの中身の入れ替えが日々の業務でルーチン化している店舗や施設に最適化された操作性だと思いました。


店舗や施設の運用者自身がコンテンツを作成できることは、即時性の高い情報提供のために大切なポイントだ。またウェブサイトとの連動も容易で、高橋さんはこの方法を薦めているという。


高橋 ー MIRACLE VISUAL STATIONはデジタルサイネージの機能も一通り備えているが、堅牢な躯体と扱いやすさに、店舗・施設を連携した広告/情報展開のプラットフォーム端末として可能性を感じます。


STRONG POINT


Hardware
  • 防塵設計で埃や粉塵に強い
  • 24時間の連続稼働が可能なタフ設計
  • 低温、高温、振動のある場所でも安定動作
  • 障害時も自動復旧機能で稼働を継続
Software
  • 専用管理ソフト「EMPopMaker」で簡単更新
  • 簡単操作で誰でもコンテンツを設定可能
  • ウェブページコンテンツの流用で運用コストを軽減
  • タイムテーブル、配信スケジュールを簡単設定
  • 複数言語(日英中韓)の混在テロップ表示にも対応

MIRACLE VISUAL STATION DS220本体
管理ソフト EMPopMaker

高橋宗宏
丹青社 システムディレクター

ミラクル・リナックス株式会社

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