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インテリアを飾る多彩なラインアップ サンゲツの粘着剤付化粧フィルム「REATEC vol.9」

2017.08.22 | INFORMATION

壁紙をはじめ、カーテンやカーペットなどインテリアをトータルで扱い、業界最大手と言えるサンゲツ。住宅はもちろん、施設・コントラクト向けの商材も多く取り扱うが、内装向けの建材というだけでなく、実際に人が目にし、触れ、感じる意匠材である“インテリア”としての商品づくりが開発姿勢や商品ラインアップにも映し出されている。



「リアテック」は粘着剤付化粧フィルムとして1995年6月に81点のラインアップからスタート、壁面・天井に限らず、追従性の高い塩ビの特性を生かしてさまざまな下地・部位への施工を可能としている。今年6月に「リアテック vol.9」として、カタログをアップデート。今回は総点数740点にまでバリエーションを拡充した。



リアテックは素材特性として耐傷性など多くの機能性を持つと同時に印刷の自由度も高い。サンゲツではトータルインテリア企業として、より繊細で洗練された表現力・意匠性にこだわっており、同社の商品らしい付加価値の提供を目指している。



特に人気のある木目系のシリーズには新たに「REAL WOOD EXTRA」が加わった。オーク、チーク、ウォルナットといった樹種別に実際の木材を3Dスキャンし、凹凸を再現。リアリティーを高めるため、0.2㎜を超える深さのエンボス加工がなされている。また「METALIC」シリーズの一部には塩ビ自体に金属顔料を練り込むという新たな製法を採用。微細な金属らしいリアルな表情を作ることに成功した。さらに、アミューズメント施設などで実績の高い「AMUSEMENT」シリーズでは偏光クリアフィルムを用いて、光の角度によって色味がシームレスに変化する、不思議な表情を生み出した。刷毛目を再現した「STACCO」、箔を転写した「JAPANESE」、日塗工品番の近似色を74色(全体では105色)用意した「COLOR」など、シリーズバリエーションは実に多彩だ。



またリアテックには同柄同色の壁紙に加え、大版セラミックスラブ「GARZAS(ガルザス)」との同柄同色を新たに用意。部位や用途に応じて、素材の特長を生かした使い分けが可能だ。施工再現性の高い建材の採用が増え、想定誤差の少ないデザインが求められている。こうした“横のつながり”のある製品展開は空間デザインの融通度と精度を両方高める大きなメリットとなるはずだ。



偏光クリアフィルムにより、見る角度によって色味がシームレスに変化する「AMUSEMENT」シリーズ。パターン名「コズミックウェーブ」
偏光クリアフィルムにより、見る角度によって色味がシームレスに変化する「AMUSEMENT」シリーズ。パターン名「コズミックウェーブ」


底光りする美しい輝度感によりリアルな金属感を表現したメタリックシリーズ
底光りする美しい輝度感によりリアルな金属感を表現したメタリックシリーズ

サンゲツ

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