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スタジオ ノイのアーティスティックなガラス照明BOCCI

2017.06.26 | INFORMATION

スタジオ ノイでは海外の特色のある照明メーカー、デザイナーの意思が強く反映された製品を取り扱う。多くは他では得られない存在感のあるライティングプロダクトだ。現在は「INGO MAURER(インゴ・マウラー)」「OLUCE(オルーチェ)」「BOCCI(ボッチ)」の三つのブランドで全て、日本総代理店を同社が務める。インテリアショップなどが主な販売経路で設計者などを通じたコントラクトも対応している。



今回、紹介するBOCCIは2005年にカナダ・バンクーバーで設立された気鋭のメーカーだ。興味深いのは唯一のデザイナーであるオマー・アーベルがデザインだけでなく、製法開発まで携わっている点。全てのデザインは自ら工房で素材に向き合い、実験を重ねて生まれたものだ。多くはガラスを使ったプロダクトで、手づくりのため一つひとつに異なるハイタッチな表情を持つ。



BOCCIのプロダクトで代表的な存在と言えるのが「14」シリーズ。リサイクルガラスによる無垢のガラスボールを使ったペンダントだ。気泡の入り方が個体ごとに違うなど、手づくり感あふれるシンプルなフォルムが特徴で灯数のバリエーションも多いので、空間に合わせてプランニングもできる。続いて定番となったのが「28」シリーズ。美しい吹きガラスの球体の中に、吸い戻すというユニークな技法で小さな球のくぼみをつくり、独自のフォルムが出来上がったもの。カラーバリエーションが豊富でこれも組み合わせによって多彩な使い方ができる。



「76」と「84」は今年のユーロルーチェで発表されたばかりの新製品。いずれも銅のメッシュを使っている点がポイントで、ともにペンダントのほか、壁付けにも対応可能。「76」は有機的なフォルムは宝石かはたまた新しい生物のような未知の雰囲気がある。半球状に仕上げた透明ガラスの内側に吸い込みの技術を用いて白ガラスの窪みをつくる。この際にメッシュを通して白ガラスを変形させることで、透明ガラスの内側に筋状の美しい模様を持ったもう一つの吹きガラスができあがる。「84」はφ110〜120㎜程度のサイズで、ファブリックに包まれた果実のような新しいイメージを持っている。こちらはメッシュで包み込んだ白ガラスを透明ガラスで覆った状態から、吹きガラスの手法で膨らませる。変形する際に、内部の圧力によって白ガラスが網目から外側に向かって押し出され、消灯時は銅メッシュの存在もほぼ感じられないが、点灯するとメッシュの模様が浮き出るとともに柔らかなカッパーオレンジの光が放たれ、そのギャップも楽しい。いずれも今年の9月には発売される予定だ。



手作り感のあるフォルムが特徴のペンダントライト「84シリーズ」
手作り感のあるフォルムが特徴のペンダントライト「84シリーズ」


半球体に近い形状で壁面への取り付けも可能な「76シリーズ」
半球体に近い形状で壁面への取り付けも可能な「76シリーズ」


スタジオ ノイ

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