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インテリアデザイン・建材のトレンドを伝えるメディア Presented by 商店建築

『商店建築』創刊70 周年特別企画「Company & Brand Profile」

2025.07.30 | インフォメーション

1956年8月号の創刊以来、月刊「商店建築」は2025年8月号をもって創刊70周年を迎えます。
70周年にあたり、誌面を飾っていただいた広告、および出稿スポンサー各社への感謝を申し上げます。
本企画では、商業空間・各種施設を形づくってきた企業やブランドを記事で紹介します。
さらなる各社と業界の発展のために、それぞれの歴史を踏まえつつ、商空間の将来を見据える資料といたしました。
商店建築2025年8月号、P213〜238にも同時掲載しています。

INDEX
ARIAFINA
サンゲツ
SITURAEMON
発研セイコー
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン
旭コンステック
でんらい
おしゃ楽
ギャルリーためなが
キャン’エンタープライゼズ
グリーンディスプレイ
SANEI
J.フロント建装
スガツネ工業
関家具
DNライティング
名古屋モザイク工業
丸美屋
ユーロJスペース
ライティング創
ワーロン

掲載号:商店建築2025年8月号

創刊70周年記念2025年8月号はこちらより購入できます
2025年8月号はこちらから購入できます


<創刊70周年〉プレイバック「商店建築」vol.1
1970年3月号 臨時増刊号『装置空間EXPO’70』日本万国博覧会
大特集/活況を呈する大阪
PART1 大阪・関西万博 前編
PART2 グラングリーン大阪
業種特集/ホテル
表紙:GREENITY IWATA
2025年07月28日発売
¥2,500

2025年7月のオススメ照明

2025.07.30 | インフォメーション

LED電球「Siphone(サイフォン)」の2200K

LEDの技術が進む中、LED電球のクオリティーも更新されています。
ご紹介するのは、LED電球の代表ともいえるビートソニックの照明ブランドOnlyOneの「Siphon」シリーズで、2025年から販売スタートしているLDF131D 、LDF132D2200Kです。
LED電球を選ぶ理由、基準のひとつに「より白熱電球に近い」があります。
白熱電球は、調光していくことで、色温度が低くなり、より温かみがある光の色になっていきます。

写真2


LED電球では、低色温度の定番2700Kですが、LDF131D 、LDF132Dでは、さらに低い2200Kを実現しました。飲食店や住宅のリビングスペースなどキャンドルを灯すような感覚での使用がおすすめです。



写真3

写真4


E17ベースのボール球タイプと、E26ベースがあるので、使用する照明器具や環境によって選べます。




〈問い合わせ〉
ビートソニック OnlyOne
http://www.only-1-led.com/




谷田さん



【執筆】
谷田 宏江 (たにた ひろえ)
LIGHT & DISHES 代表。照明メーカー勤務後2014年独立。2022年食事をしながら照明を体感できるLIGHT & DISHES Lab.をスタート。商店建築などのデザイン媒体で照明に関する記事を執筆中。他、照明に関するリノベーション、ディレクション、コンサルティング、自社セレクトの照明器具の販売を行っている。
https://lightanddishes.com/




ビートソニック OnlyOne

ORGATEC TOKYO 2025

2025.07.28 | レポート

上/新型オフィスチェア「ingCloud(イングクラウド)」1脚にフォーカスしたコクヨのブース。ORGATEC TOKYO Awardsにおいてコンセプトを体現したブースデザインが評価され、「グランプリ」「出展者が選ぶベストブース賞」の二冠を獲得


開催日/ 2025年6月3日~5日 会場/東京ビッグサイト(南1~4ホール) 主催/ケルンメッセ株式会社 一般社団法人日本オフィス家具協会



南1、2ホール全景。15の国と地域から157社が出展し、連日活発なプレゼンテーションと商談が行われた
南1、2ホール全景。15の国と地域から157社が出展し、連日活発なプレゼンテーションと商談が行われた


南3、4ホールの中央に設けられたイベントスペース「エクスペリエンスエリア」では、最新のオフィストレンドを学べるセミナーを実施。写真は6月5日に開催された、建築家の加藤匡毅氏(Puddle)をゲストスピーカーとして登壇した「オフィスワーカーが心地よく働くための“ デザイン” 」の様子
南3、4ホールの中央に設けられたイベントスペース「エクスペリエンスエリア」では、最新のオフィストレンドを学べるセミナーを実施。写真は6月5日に開催された、建築家の加藤匡毅氏(Puddle)をゲストスピーカーとして登壇した「オフィスワーカーが心地よく働くための“ デザイン” 」の様子


今年で4度目の開催を迎えた、ドイツ・ケルン発のオフィス家具と設備の国際トレードショー「オルガテック東京2025」。6月3日から5日にかけて、東京ビッグサイト南1~ 4ホールにて開催され、今年は15の国と地域から157社(うち国内83社)が出展し、会期中は前回を上回る約45000人の来場者が訪れ、会場は連日活気に満ちていた。
“選ばれるワークスタイル“の本質を探る、体験型展示と対話の場を目指し、継続テーマ「SHIFT DESIGN(シフトデザイン)」を軸に、さらに本トレードショーでは、その思想を進化させた新基軸「BORDERLESS(ボーダレス)~オフィスは私へ~」を打ち出した「。働く場所が広がる」という従来の枠組みを超えて、オフィス空間そのものが“私らしさ”に寄り添い、柔軟で多様な在り方へと進化する視点を提示した。コロナ禍を経験し、新たにリモートでの働き方が定着する中で、人がオフィスに集まることでコミュニケーションやアイデアが生まれることの重要性もまた、再注目されている。だからこそ、居住空間のようなやわらかさやリラックスできる設備を導入し、”働く“という行為がよりパーソナルに、感覚的に最適化されていく時代に突入したと言える。家の快適さやリラックスした雰囲気に劣らず、行きたくなるオフィス空間、つまり自ら選びたくなるオフィス空間を構築するためのアイテムや設備、そして働き方について出展者は趣向を凝らした展示を行い、来場者に新たな気づきと未来の働き方を提示した。

会場は上下階を活用した動線設計に基づき、来場者の回遊性を高めた。上階に当たる南3、4ホールは初の試みとして、ドイツ・ケルンで導入された展示方式に則り、ホール照明の照度を落とし、各ブースのライティング演出によって独自の世界観を表現した。光と空間デザインによる没入感に浸れるブースが多く、より五感で体感するオフィス提案が目を引いた。こうした展示会の中で、「シフトデザイン」の思想を基盤として、ブランドが掲げたコンセプトをより具現化したブースデザインを表現した企業に贈られる「オルガテック東京アワード」では、コクヨがグランプリを受賞。新作の椅子1点だけをフォーカスした潔さと、美しい空間演出、雲の上に座るような座り心地を体感して、プロダクトの本質に触れられる点が高く評価された。さらに同社は出展者が選ぶベストブース賞にも選ばれ、二冠を獲得した。そして、オカムラ、プラス、HIDAのブースが、ブランドの独自性を表現したデザインが評価され、準グランプリに選出された。
南3、4ホールの中央に設けられたイベントスペース「エクスペリエンスエリア」では、連日オフィスデザインや働き方をテーマに掲げたトークセミナーを開催。オフィス空間を多数手掛ける建築家のほか、出展メーカーによるプレゼンテーションが行われ、ステージのメインスクリーンの横ではAIによるリアルタイム翻訳が映し出され、海外の来場者の姿も多数見られ、グローバルなトレードショーであることを印象づけた。
大盛況のうちに幕を閉じた「オルガテック東京2025」。次回は2026年6月2日~4日、東京ビッグサイト南1~4ホールにて開催予定だ。



南1ホールに初出展した無印良品は、モジュールで展開する収納家具を中心とした法人向け空間商材を紹介 
南1ホールに初出展した無印良品は、モジュールで展開する収納家具を中心とした法人向け空間商材を紹介 


オルガテック東京アワード」準グランプリを受賞した「HIDA」ブース。ブース構成も手掛けたFLOOATがデザインした家具プロダクト「TUTU」を中心に、毎日ブースのレイアウトを変更し、プロダクトの組み合わせの自由さと、訪れる度に違うつながりを体感できるユニークな演出が話題を集めた 
オルガテック東京アワード」準グランプリを受賞した「HIDA」ブース。ブース構成も手掛けたFLOOATがデザインした家具プロダクト「TUTU」を中心に、毎日ブースのレイアウトを変更し、プロダクトの組み合わせの自由さと、訪れる度に違うつながりを体感できるユニークな演出が話題を集めた 


オフィスでのコミュニケーションの活性化を目的としたサントリーの「社長のおごり自販機」の体験コーナーは、連日長蛇の列が出来るほど人気を博した
オフィスでのコミュニケーションの活性化を目的としたサントリーの「社長のおごり自販機」の体験コーナーは、連日長蛇の列が出来るほど人気を博した


オルガテック東京2025

【PR】家具の美しさと機能性が調和するイタリア発の家具ブランド Sitia/IL DESIGN

2025.07.28 | インフォメーション

2002年にイタリア・ヴィツェンツァで生まれたSitia(シティア)。「the human contract(人間の契約)」を理念に掲げ、人と、人が暮らす空間の結びつきをテーマにした製品を生み出している。メイド・イン・イタリーにこだわり、職人のハンドメイドや現地のサプライチェーンの強みを生かしながら、最高級の素材と、細部に至るまでの美しい仕上げ、機能性にも優れた家具が特徴だ。



SITIA_Armut-coffee-table_Ph.-Photopiù


同ブランドのクリエイティブディレクションを務めるのは、イタリアのクリエイティブデュオBarbieri Magalini。Sitiaの理念である人間味や創造性を感じさせることに加え、寸法や生地、素材の選定など、ユーザーのニーズに合わせたカスタムメイド、多様な使い方や設置するシーンを想定したデザイン、そして、日本の空間にも親和性のある素材づかいにこだわっているという。



Sitiaのクリエイティブディレクションを務めるBarbieri MagaliniのMarco Magalini氏
Sitiaのクリエイティブディレクションを務めるBarbieri MagaliniのMarco Magalini氏


「Sitiaの家具は、美しさだけでなく、それを使う人それぞれを満足させるデザインが特徴。座り心地、生地の質感や色合いに加え、使い勝手の良い機能性など、Sitiaの家具を一つ置くことで日々過ごす空間がより豊かになることを目指しています。また、イタリアと日本に共通する美意識であるミニマルやクリーンなイメージと共に、石や木といった自然素材が、さまざまな場所に調和するはずです」とBarbieri MagaliniのMarco Magalini氏は語る。



脚や天板の形状によってさまざまなカスタマイズが可能な「Armut table」
脚や天板の形状によってさまざまなカスタマイズが可能な「Armut table」


この人間の暮らしや行為を重視する視点、そして、それに寄り添う自然的な要素を取り込む姿勢は、同ブランドの多彩な家具のデザインに表れている。
天板の有機的な形状によりさまざまなバリエーションが展開できるテーブル「Armut table(アルムート テーブル)」は、その脚部のデザインも特徴的。洋梨の断面から着想した脚部は、本数や高さをカスタマイズ可能で、使い手の求める用途に合わせた最適なデザインを形づくる。「日本の住宅における、床に座って過ごすライフスタイルにおいても、脚の高さを調節することで取り込みやすいテーブルです。使いやすさだけでなく、その特徴的なデザインがインテリアのアクセントになります」と Magalini氏。



上質感のある佇まいと座り心地に加え、フックなどの機能性も持ち合わせた「Pergy chair」
上質感のある佇まいと座り心地に加え、フックなどの機能性も持ち合わせた「Pergy chair」


また、ゆったりと座れる座面に多彩な張り地がエレガントな印象でありながら、バックなどを掛けることができるフックが便利な「Pergy chair」は、カフェやレストランの椅子として、またオフィスチェアとしても使われている。コーヒーテーブルやPC作業など多用途に活用できる椅子と天板が一体となった可動式オットマン「Dondo」は、パネル部分を持って引っ張ると容易に移動でき、座るとしっかりと安定して固定される。ミーティングエリアやカフェスペースでの使用に最適だ。このように、空間のアイコンとなるような造形と家具としての機能性にこだわったアイテムも興味深い。



キューブ型の椅子とテーブルが一体となった可動式のオットマン「Dondo」。足元にはUSBポートが付いている
キューブ型の椅子とテーブルが一体となった可動式のオットマン「Dondo」。足元にはUSBポートが付いている


SitiaのマネージングディレクターであるEmanuel Battocchio氏は、「Sitiaの家具としてのデザインに触れていただければ、そのデザインの理念と共に、日本的な美意識に通じるものを感じることができると思います。私たち自身も、日本のことを愛していて、その思いに共感していただくところから、Sitiaの家具と日本の様々な空間との新しい関係性が生まれるのではないでしょうか」と、日本におけるSitiaの家具の親和性に期待を寄せる。



日本の木工にもヒントを得たという「Ariva chair」
日本の木工にもヒントを得たという「Ariva chair」


最後に Magalini氏は、「家の中のすべてをSitiaの家具にするというよりも、Sitiaをどこかにプラスアルファすることで、周りの家具や空間と響き合い、トータルルックの魅力が高まっていくことを大切にしています。Sitiaの家具を基点として、暮らしの風景や行為が変化し、空間全体が住む人にとってよりパーソナルで、スペシャルなものになっていくことを願っています」と話してくれた。

これらの製品は、東京・五反田の東京デザインセンター内にあるIL DESIGN(正規輸入販売代理店)で実物を体験することができる。(ショールーム来場の際は事前に予約のこと)

IL DESIGN

“魅せる調理”を追求したスタイリッシュな循環式IH調理ワゴン/ARIAFINA

2025.07.28 | レポート

上/循環式IH調理ワゴン「ARIACHEF Pro」。品格とスタイリッシュさを併せ持つ佇まいは、調理する様だけでなく、調理器具というプロダクトとしても“魅せる”ことを意識して開発されている


世界中にイタリアンデザインのレンジフードを供給しているエリカ社と、84年の歴史を持ち、一般家庭用レンジフードの国内トップシェアを誇る富士工業の合弁によって、2002年に創設されたアリアフィーナ。日々を豊かに彩るイタリアの感性と、確かな技術と機能性を追い求める日本のクラフツマンシップの融合をミッションとするハイエンド・アプライアンス・ブランドである。
2021年に発売された「ARIACHEF Pro(アリアシェフプロ)」は、既にヨーロッパで普及し始めていたレンジフード一体型コンロの技術を応用し、プロの料理人のライブ調理をゲストに魅せ、楽しんでもらえるように開発された循環式IH調理ワゴンだ。
4口のIHクッキングヒーターの中央に配された吸気フラップが調理時に発生する油煙を吸い込んでくれるため、ヒーター上部をフードで覆う必要がなく、料理人の手仕事と、それによって食材から料理へと仕上げられていく様をゲストに余すことなく見せることができる。また、吸い込まれた油煙はグリスフィルター、エアフィルター、脱臭フィルターからなる3層フィルターによって濾過され、躯体の下部から戻されるので、室内の空気をきれいなままに保ってくれる。幅960×奥行709×高さ850㎜とコンパクトなサイズ感で、四隅にキャスターもついており、移動も簡単。単相200Vの電源があれば使用でき、集煙装置の設置が難しい天井の高い空間でも、また、その逆の閉じられたパーソナルな空間でも、場所を選ばず、料理人たちのライブ調理を見せることができる。
デザインはエリカ社のデザインセンターを統括し、コンパッソ・ドーロなど数多くのデザイン賞も受賞している工業デザイナー、ファブリツィオ・クリサ氏が担当。プロダクトとしても、品格とスタイリッシュさを併せ持った仕上がりとなっている。
料理人の調理シーンを魅せることを追求したアリアフィーナの「ARIACHEF Pro」。このコンセプチャルな循環式IH調理ワゴンは、ラグジュアリーホテルのビュッフェを始め、ホテルのスイートルームやハイエンドなレストランの個室でのプライベートパーティーなど、洗練された“食”のライブシーンを演出する調理器具として注目を集めている。



プロフェッショナルユースに応えた4口の熱源を保有し、同時に複数の調理が可能。さらに、前後の熱源を一括制御するブリッジ機能も搭載されており、これによって、前後の熱源にまたがる大きな鉄板を使った調理にも対応する。写真は、「東京ステーションホテルゲストラウンジアトリウム」での設置例
プロフェッショナルユースに応えた4口の熱源を保有し、同時に複数の調理が可能。さらに、前後の熱源を一括制御するブリッジ機能も搭載されており、これによって、前後の熱源にまたがる大きな鉄板を使った調理にも対応する。写真は、「東京ステーションホテルゲストラウンジアトリウム」での設置例


機能的で洗練されたデザインの操作部。循環フードは、トッププレートの吸気フラップを開き、中央の送風機用コントローラーによって制御する
機能的で洗練されたデザインの操作部。循環フードは、トッププレートの吸気フラップを開き、中央の送風機用コントローラーによって制御する

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