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竹の育成整備から加工・販売、施工までを一貫して手掛ける京都・太秦の竹材店、竹定商店。写真は「柾割竹」をオフィスの天井とテーブル側面に用いた納入事例。柾割とは、丸竹の両サイドを平行に削り取り、竹の断面を見せた加工方法。竹の皮と断面を同時に楽しめ、軽やかな印象や節目の不規則性が独創的な空間をつくり出す。幅や厚みによって見た目の印象が変わり、大きく厚いものを使用することで力強く立体的な表情となり、細く薄いものを使用すると繊細で平面的な表現が可能。樹種は白竹。特注対応可。写真の実例は「日建設計 東京コレクティブフロア/PYNT」(設計/監理:日建設計、『商店建築』2023年11月号掲載)。